Socket 754マザーボードの新製品 2004年4月3日号
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 なお、店頭表記が税抜き表示のみの場合は、編集部で計算したものを掲載しています(1円未満切り上げ)。

【Socket 754マザーボードの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

Socket 754マザーボード
|GIGABYTE GA-K8S760M
(SiS760(SiS964),microATX,VGA,6ch Sound(AC'97)
 ,LAN(RTL8100),IEEE 1394(TSB43AB23),AGP1,PCI3
 ,DDR DIMM2)
11,980BLESS 秋葉原本店
12,200パソコン ショップ アーク
12,280OVERTOP1F
12,300ドスパラ秋葉原本店2F
12,350ドスパラ アキバ店B1F
12,380T-ZONE. PC DIY SHOP1F
12,380ドスパラ秋葉原 Prime館B1F
12,390ZOA 秋葉原本店2F
12,390高速電脳
12,579TSUKUMO eX.3F
12,579ツクモパソコン本店1F
12,600カクタ ソフマップ1F
12,600ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館
写真写真
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  Athlon 64プラットホーム初のVGA内蔵型チップセット採用マザーボード。チップセットはSiS760+SiS964で、フォームファクタはmicroATX。メーカーはGIGABYTE。

 SiS760はDirect X8.1対応のVGAコアを内蔵、外部AGPスロットにも対応する統合チップセット。対になるサウスブリッジは最新のSiS964で、VGAコアなしの既存モデル「SiS755」にVGAコアを追加したかっこうとなる。

 Athlon 64は「メモリがCPU側に接続される」という構造から、メインメモリをビデオメモリとして使う統合チップセットでは性能が出ないと懸念されており、SiS760ではそれを避けるための専用ビデオメモリを接続可能。今回のマザーボードは2個のメモリチップを搭載していることから、この機能を利用しているものと推測されるが、マニュアルなどには関連する記述がほとんどなく、わずかにブロック図に「VGA Port」という記載があるのみ。メモリ容量や対応解像度も不明。チップセット仕様上のメモリ容量は32MB~128MBで、マザーボードが実際に搭載しているメモリチップは16bitバス幅/容量128Mbitのhynix HY5DV281622DT-5×4個(表裏2個ずつ)。これを元にビデオメモリを単純計算すると、64MB、ということになる。なお、SiS760自体はUMA構成でのVGA表示も可能。

 VGA以外の主なオンボード機能は6chサウンド、LAN、IEEE 1394など。拡張スロットとしてはAGP×1+PCI×3+DDR DIMM×2がついている。

 実売価格は12,000円前後で、単なる「VGA無しのAthlon 64マザーボード」としても最安値圏。Athlon 64マザーボードの相場はSiS755搭載品が11,000~12,000円前後、nForce3 150搭載品が10,000~20,000円前後、Apollo K8T800搭載品が12,000~20,000円前後となっている。

※記事初出時、搭載メモリチップを「2個」と掲載しておりましたが、正しくは4個の誤りでした。お詫びして訂正させて頂きます。

□SiS760(SiS)
http://www.sis.com/products/chipsets/integrated/athlon64/760.htm

[撮影協力:高速電脳]


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