【 2004年8月21日号 】
Socket 939対応のキューブ系PC「SN95G5」がShuttleから登場
Shuttle SN95G5 本体内部
マザーボードレイアウト パッケージ
 キューブタイプの自作PCキットでは初のSocket 939対応製品となるShuttleの「SN95G5」が発売になった。これでキューブ系PCでもAthlon 64/Athlon 64 FXを使った64bit環境が構築できることになる。

 実売価格は38,800円~39,899円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 ブラック1色の「SN95G5」の筐体は、8月上旬に登場した同社製LGA775対応キューブタイプ自作PCキット「SB83G5」のカラーバリエーションモデルといった印象。3.5インチベイの下に横一文字に並んだ電源スイッチやLEDなどを備えるほか、光学ドライブのトレイ開閉ボタンをベイの上側に装備する点など、デザインの基本部分は「SB83G5」を踏襲している。

 筐体はサイズが高さ185×幅200×奥行き310mmで、ドライブベイに5インチ/3.5インチ/3.5インチシャドウを各1基ずつ装備。電源は高静粛性がウリの同社製「SilentX」の240Wモデルを搭載している。

 付属のCPUクーラーは、背面のケースファンでフィンを冷却する同社おなじみのヒートパイプ採用タイプ。マザーボードのチップセット上にはファンつきヒートシンクが装着されている。

 マザーボードのスペックは、チップセットがnForce3 250 Ultra、スロット数がAGP×1、PCI×1、DDR400対応DIMM×2(最大2GB)で、6チャネル出力サウンド、Gigabit Ethernet、IEEE 1394、Serial ATA(2ポート)などの機能を搭載。VGA機能は搭載していない。

 ブラック1色で落ち着いた雰囲気の筐体デザインが魅力的な「SN95G5」だが、Socket 939版Athlon 64/Athlon 64 FXはデュアルチャネルDDR400メモリインターフェイスをサポートするとあって、デザイン面だけでなくパフォーマンスと省スペース性を重視するユーザーにとっても注目と言えるだろう。

□SN95G5(Shuttle)
http://www.shuttle.com/hq/product/barebone/default.asp?B_id=40
□関連記事
【2004年8月13日】初のSocket 939対応キューブ系自作PCキットがデモ中、Shuttle製
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040813/etc_sn95g5.html

 (Shuttle SN95G5)

[撮影協力: LAOX PC・DO SHOPフェイス秋葉原本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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