アキバの老舗ショップの一つに数えられるパソコン工房秋葉原店が閉店することが明らかになった。営業最終日となる21日(月)までの期間、閉店セールを実施している。閉店後の店舗には、中古のPCやパーツを主に扱うじゃんじゃん亭が移転してオープンする予定という。オープン日は未確認。
同店と言えば、万世橋近くで営業していた2001年以前からCPUやマザーボードの新製品に強かったことでおなじみ。2001年12月に末広町寄りの場所に移転してからもCPUやHDDの「最安値上位五傑ショップ」の上位に頻繁に名を連ね、“巡回コース”に入っているという人も少なくないだろう。平日の17:00から行なわれるタイムセールも呼び物の一つだ。
同店によれば今回の閉店は、パソコン工房の経営母体であるアロシステムの店舗戦略の一環とのこと。閉店後のサポートはTWOTOP秋葉原本店と全国のパソコン工房各店で行なうとしている。
なお、同社は2003年8月にツートップとフェイスの店舗展開を行なうユニットコムを買収、2004年10月に吸収合併しているが、これまで店舗の統廃合はせずに運営してきた経緯がある。
□パソコン工房秋葉原店
http://www.pc-koubou.co.jp/tenpo/akiba/akiba_index.html
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【2004年10月5日】アロシステム、ユニットコムを吸収合併(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1005/arosystem.htm
| (AKIBA PC eArena) |
[撮影協力:パソコン工房秋葉原店]