【 2005年6月25日号 】
タワー型水冷キットの改良版「Reserator 1 Plus」がデビュー
Reserator 1 PlusReserator 1 Plus
Reserator 1 PlusReserator 1 Plus
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 2004年3月に発売され、その後長らく人気商品となったファンレスのタワー型外付け水冷キット「Reserator 1」の後継モデルとして、「Reserator 1 Plus」が発売になった。

 従来モデルと同様に高さ約60cmの円筒型ボディを採用しているが、色は青から黒に変更になっている。実売価格は31,799円~36,540円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 「Reserator 1 Plus」の従来モデルからの変更点は、タンクと冷却機構が一体のタワー本体色がブルーからブラックに変更されたこと、ビデオカード用水冷ヘッドと防腐用クーラント液が同梱されたこと、CPU用水冷ヘッドが軽量化(447g→260g)されたことなど。タワーのサイズ(150mm(幅)×150mm(奥)×592(高)mm)や基本構造、タワー内ポンプの能力などは変化がないが、ビデオカードも含めたファンレスの水冷環境を整えるには、前モデルよりも手軽になっている。なお、オプション品にはノースブリッジ用水冷ヘッドも用意されている。

 このほか、タワーに用意されている水冷チューブ用入出力用コネクタがワンタッチで着脱できるようになったのも改良された点。このコネクタはチューブ取り外し後の水漏れを防ぐ機能もあるため、構造的には水を入れたままタワーを移動することも可能だ。また、自動止水の機能はチューブ側(=PC側)にもあるというから、タワーを取り外してPCを移動するということも簡単にできる。ただし、「“水を入れたまま移動しても水が漏れない”とは保証できない」(国内代理店のアスク)ため、そうした扱い方法はあくまでも自己責任ということになる。

 対応ソケットはLGA775/Socket 478/A/754/939/940。

※記事公開当初、止水機能について「チューブ側(=PC側)は自動止水されない」と記述しましたが、アスクからのアナウンスが訂正されたため、「タワー側/チューブ側ともに自動止水される」と記事を修正しました。(6/24)


□Reserator 1 Plus(Zalman/アスク)
http://www.zalman.co.kr/eng/product/view.asp?idx=160&code=021
http://www.ask-corp.jp/news/news050610.html
□関連記事
【2004年3月20日】“青い巨塔”のファンレス水冷キット「Resarator 1」発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040320/resarater.html

 (ZALMAN Reserator 1 Plus)

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPBLESS 秋葉原本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
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