6V～24Vのカーバッテリー出力を入力し、一般的な20ピン電源出力とデバイス用4ピン電源出力を取り出す製品で、車内のアクセサリ電力と連動してPCの電源をON/OFFしたり、アクセサリ電力OFF後一定時間までPCをONのままにしておくといったことが可能。「スタンバイ電力を常時ONにしておく」という「タクシーモード」も備えている。

　なお、付属マニュアルには「車内でPCを使うための問題」としてスタンバイ電力でバッテリーが消費されることによるバッテリー消耗問題や走行/停止などによる電圧変動問題などが書かれているが、前者については「11V以下の低電圧が1分以上続いた場合、自動でスタンバイ電源をOFFにする」ことで、後者については「電圧安定化回路を搭載する」ことで問題解決を図っているという。

　製品内容は電源基板と接続用電源ケーブル、英文マニュアルなど。マニュアルは機能説明を中心としたもので、実際の取り付け方法などは書かれていないが、「配線方法は、カーオーディオを自分で取り付けられる人ならば判るはず」（オリオスペック）とのこと。また、取り付け場所や作業手順などについても「参考程度の情報はあるものの、個々の車についての詳しい情報はわからないので、購入者の判断で取り付けて欲しい」（同店）という。

[撮影協力:オリオスペック]