【 2005年10月1日号 】
SATA接続のGIGABYTE製RAM DISKカード「i-RAM」がデビュー
流通は少量、開店前から「i-RAM」目当ての行列も
メモリ実装 バッテリー
【メモリ実装】【バッテリー】
パッケージ i-RAM入荷
【パッケージ】【i-RAM入荷】
同梱品 対応メモリ
【同梱品】【対応メモリ】
厚み BIOS表示
【厚み】【BIOS表示】
 DDR SDRAMモジュールでSerial ATA接続のRAMディスクが構築できるGIGABYTEのPCIカード型RAMディスクカード「i-RAM」がついに発売となった。実売価格は19,393円〜23,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 なお、注目度が高いうえに流通量が極めて少ないとあって、開店前から「i-RAM」目当ての買い物客が並ぶ例も見られた。また、ショップによると今後の入荷状況は厳しい状況という。当面は品薄状況が続きそうだ。

●パワーユーザー垂涎の製品

 PCIコネクタ付きの基板上に4本のDIMMスロットを搭載する「i-RAM」は、装着したDDR SDRAMモジュールをRAMディスクとして構築でき、さらに起動ディスクとしても使用できるというユニークなカード。ショップの予約数は多数に上り、またTSUKUMO eX.では先週に動作デモが披露されるなどユーザー、ショップとも高い関心を示している製品だ。

 「i-RAM」の基板上にはDIMMスロットのほか転送速度150MB/sのSerial ATAポート1基、容量1,700mAh(付属マニュアルの表記は1,600mAh)のリチウムイオンバッテリー、動作状態が確認できるLEDランプ、Xilinx製FPGAチップ「XC3S1000」などが搭載されている。

●バッテリーも搭載

 バッテリーはPCへの電源供給が完全に絶たれた場合にメモリ上のデータ保持を行なうためのもので、最大16時間の保持が可能としている。通常はPCIバスのスタンバイ電源を利用してデータ保持を行なう仕組みだ。マニュアルには、データ損失を避けるために長時間「i-RAM」をスロットから外したり、PCの電源ケーブルを抜いたりしないようにとの注意書きが記されている。

 装着できるメモリモジュールは動作電圧2.5VのDDR266/333/400タイプで、4スロットで構築できる最大容量は4GB。モジュールサイズは最大4.2mm厚まで対応するとしているが、スロットは斜めに傾けられているため隣接モジュールとの接触には要注意だろう。

●メモリ実装後の厚みに注意

 また、メモリモジュールを装着すると全体の厚さは拡張スロット1基分のスペースをオーバーするため、隣接スロットは使えなくなってしまう。「i-RAM」を2枚挿してRAID構成にすることもできるが、その際はこのカードの厚さがネックとなりそうだ。カード長が22cmと長い点も覚えておきたい。

 DDR SDRAMモジュールを本来とは違った用途で用いる点などは何ともマニアックだが、高速な大容量の不揮発RAMディスクが構築でき、なおかつOS起動やRAID構成も可能など提供される機能は非常に高い。そのマニアックさと高機能の両方を兼ね備えている点が、注目度の高さに繋がっているのかもしれない。

 なお、1日(土)現在、ほとんどのショップで完売しており、ごく一部のショップが「2日(日)販売分」として少量の在庫を持っているのみ。次回入荷に関しては来週または10月中旬という声が中心で、当分は入手が難しい状態が続きそうだ。


□i-RAM(GIGABYTE/リンクスインターナショナル)
http://www.gigabyte.co.jp/nippon/iram-20050929.pdf
http://www.gigabyte.co.jp/nippon/i-ram/iram-i.html
http://www.gigabyte.co.jp/nippon/i-ram/iram-i2.html
http://www.links.co.jp/html/press2/news_i-ram.html
□関連記事
【2005年9月23日】RAM DISKカード「i-RAM」の店頭デモ開始、HDDと速度を比較
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050923/etc_iramdemo.html
【2005年8月27日】GIGABYTEのRAM DISKカード「i-RAM」の予約受付がスタート
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050827/etc_i-ramreserve.html
【2005年8月19日】ギガバイト「i-RAM」ファーストインプレッション〜読み込み速度133MB/secを確認(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0819/gigabyte.htm

 (GIGABYTE i-RAM)

[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

[次の記事]: Maxtorが偽造品対策を実施、ラベル張り替え防止シール導入

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company.All rights reserved.