搭載チップセットは採用製品が既に発売されているノースブリッジ「K8M800」と、「VT8251」の組み合わせ。VT8251は、従来のVT8237の改良版にあたるもの。正式な出荷開始のリリースや詳細な製品資料は公開されていないが、事前アナウンスでは「8chのHDサウンドや3Gbps Serial ATA II、2つのPCI Express x1スロットに対応する」とされており、今回のASUS製品では6chサウンドや4個の3Gbps Serial ATA IIコネクタ、1個のPCI Express x1スロットとして実現している。なお、当初のVIAのアナウンスでは「RAID 0/1/0+1対応」とされていたが、ASUSではさらにRAID 5のサポートもうたっている。

　マザーボードが搭載しているオンボードデバイスはVGA、6chサウンド、LANなどで、搭載している拡張スロットはAGPとPCI Express x1が各1本とPCIが2本など。

□VT8251(VIA)
http://www.via.com.tw/en/products/chipsets/flex-express/

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPとパソコンショップ アークとフェイス秋葉原本店とスリートップ2号店とツクモパソコン本店II]

　採用チップセットはnForce4 Ultraで、PCI Express x16スロットとAGP互換スロットの双方を搭載しているのが大きな特徴。主なオンボードデバイスは8chサウンド、1000Base-T LAN、IEEE 1394など。

　豊富な付属品も特徴で、ボイスチャット向けイヤホンマイクや携帯電話用充電ケーブル、英語版オーバークロックマニュアルなどが付属する。ただし、携帯電話用充電ケーブルは「海外仕様のため、国内の携帯電話で利用できるかどうかは不明」（フェイス秋葉原本店）とのこと。

[撮影協力:フェイス秋葉原本店]

　GeForce 6150は、GeForce 6100の上位版で、コアクロックが425MHz→475MHzに向上したことや、DVI/TV/コンポーネントなどの追加出力に対応したことなどが主な違い。また、GeForce 6150はHDビデオ（High-Definition MPEG-2/WMV）の再生支援機能を持つのも特徴。

　今回発売されたGeForce 6150モデル「6150K8MA-8EKRS」は、HDビデオ再生支援機能のない「nForce 430 MCP」が採用し、出力機能としてTV出力を追加した、という製品。オンボードデバイスとしてはVGA、8chサウンド、1000Base-T、IEEE 1394を搭載し、拡張スロットとしてはPCI Express x16を1スロット、PCIを3スロット搭載している。

　同時発売された下位のGeForce 6100モデル「6100K8MA-RS」は、TV出力非対応のVGA出力付きで、6chサウンド、LANをオンボード搭載している。

□GeForce 6150/6100（NVIDIA）
http://www.nvidia.com/page/gpu_mobo.html

[撮影協力:TSUKUMO eX.とフェイス秋葉原本店とTWOTOP秋葉原本店]