PCI Expressに対応した初のサウンドカード。メーカーは部品選定や回路設計にはこだわりを持つという「東京スタイル」ブランド。搭載するサウンドチップはPCI用としておなじみのVIA Envy 24HTで、PCI - PCI Express変換チップが利用されている。オペアンプを交換できるのも特徴。 「S010」は、高品質のコンデンサやノイズ除去プレートを搭載することなどでS/N比108dB(ステレオ出力)を実現したという音質重視のサウンドカード。デジタルラインとアナログラインを完全に分離し、相互の干渉を防いだという回路設計や、交換可能なソケットタイプのオペアンプを採用しているのも特徴とされる。音声入出力のサンプリングレート/解像度は96KHz/24bit。S/N比はステレオ出力108dB、7.1チャネル出力103dB。 標準で搭載するオペアンプは新日本無線の「NJM4580D」。ブラケット部にはデジタル入出力(同軸×2、光角型×2)と複合サウンド端子を備えており、付属のアナログ入出力変換ケーブルを複合サウンド端子に接続することでアナログ7.1チャネル出力、アナログステレオ入力などの端子が使えるようになる。主な付属品は、アナログ入出力変換ケーブル、同軸デジタルケーブル、ドライバソフトウェア。 TSUKUMO eX.では交換用オペアンプ(新日本無線製「NJM5532DD」)が付属したツクモオリジナルパッケージ品「S010-99(DCS-SEV24/99)」が販売されている。 □関連記事
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[撮影協力:TSUKUMO eX.とT-ZONE. PC DIY SHOP]
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