パラレルIDEがUSB変換のマザーボードが登場

	【 2007年1月13日号】
	パラレルIDEがUSB変換のマザーボードが登場

　パラレルIDEコネクタがUSB変換タイプのみ、というユニークなマザーボード「G965MDH-FI」がMSIから登場した。実売価格は約19,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　パラレルIDEコネクタは、Intelの最新サウスブリッジチップ「ICH8」シリーズがネイティブサポートしておらず、各社とも「PCI/PCI Express接続のコントローラを搭載する」「Serial ATAをIDE変換する」など、工夫をこらしてサポートしているのが実情。中にはパラレルIDE非搭載という製品もあったが、「USBデバイスをオンボード搭載する」というかたちで解決した製品は珍しく、他社製品の動向も含めて注目される。

　このパラレルIDEコネクタはUltra ATA/66対応で、対応デバイスは1台のみ。ブート元としての利用はできるものの、OS起動用HDDには利用できないという制限がある。採用されている変換チップはJMB20335。

　マザーボードの仕様はチップセットがG965+ICH8DHで、主なオンボードデバイスがVGA、8chサウンド、IEEE 1394、1000Base-T LAN。Viivに対応していることもウリとしている。フォームファクタはmicroATX。
※記事公開当初、「パラレルIDEからのブートはできない」と表記していましたが、メーカーから情報修正がありましたので「ブートはできるが、OS起動用HDDには利用できない」という内容に変更致しました。(1/13)

□G965MDH-FI（MSI）
http://www.msi-computer.co.jp/product/mb/G965MDH-FI.html
□関連記事
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　（MSI G965MDH-FI）

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPと高速電脳]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

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