【 2007年6月30日号 】
Radeon HD 2400 PRO搭載カード登場、UVD搭載で8千円台
Radeon HD 2400 PRO Radeon HD 2400 PRO
Radeon HD 2400 PRO Radeon HD 2400 PRO

 Radeon HD 2000ファミリのローエンドGPU「Radeon HD 2400 PRO」を搭載した製品が初登場、ファンレスのSapphire製PCI Express x16対応ビデオカード「HD 2400 PRO 256M 64-BIT DDR2 PCI-E VGA/TVO/DVI-I」が発売された。実売価格は8,500円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 Radeon HD 2400は、Radeon HD 2000シリーズにおいて最下位となるモデルで、DirectX 10 Shader Model 4.0に対応するほか、ハードウェアによるBD/HD DVDビデオなどの再生支援機能を持つ点は最上位のRadeon HD 2900と同じだが、搭載する統合シェーダ(SPU)は40基/1SIMDアレイとなっている(Radeon HD 2900は320基/4SIMDアレイ)。レンダーバックエンドとテクスチャユニットは各4基(Radeon HD 2900は各16基)。メモリインターフェイスは64bit幅で、DDR3/DDR2メモリに対応する。TDP 25W以下という省電力性も特徴のひとつだ。

 なお、動画の再生支援については「UVD (Universal Video Decoder)」と呼ばれるビットストリーム処理やエントロピーデコードもハードウェアで処理する最新の機能を搭載し、CPUがバリュークラスやミッドレンジクラスのものでもBlu-rayやHD-DVDのビデオ再生が可能になるという。PCで高品位ビデオの再生環境を作りたいという人には注目の機能だ。当初、先行して発売されたRadeon HD 2000ファミリ最上位のRadeon HD 2900 XTにもUVDが載っているとされていたが、後に一部機能を省いた「UVA(Universal Video Acceleration)」のみの搭載であるとのアナウンスが出ている。

 Radeon HD 2400のラインナップは、上位の「Radeon HD 2400 XT」と下位のRadeon HD 2400 PROの2モデル。公式クロックはRadeon HD 2400 XTがコア700MHz、メモリ1.6GHz、Radeon HD 2400 PROがコア525MHz、メモリ800MHzとなっている。

「HD 2400 PRO 256M 64-BIT DDR2 PCI-E VGA/TVO/DVI-I」はRadeon HD 2400 PROと、256MBのDDRメモリを搭載。冷却システムはヒートシンクのみのファンレスタイプとなっている。映像端子はDVI-I、VGA、TV出力(HDTV対応)を装備している。

 付属品はDVI−VGA変換アダプタ、コンポーネントビデオ出力ケーブルなど、なお、SapphireのWebサイトの製品情報ではHDMIをサポートするとされているが、DVI−HDMI変換アダプタは付属していない。


□RADEON HD 2400 PRO(Sapphire)
http://www.sapphiretech.com/jn/products/products_overview.php?gpid=185&grp=3
□関連記事
【2007年5月19日】AMD初のDirectX 10対応GPU「Radeon HD 2900 XT」が登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070519/etc_ati.html
【2007年5月14日】AMD、「R600」ことDirectX 10対応GPU「Radeon HD 2000」シリーズ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0514/amd1.htm

 (Sapphire Radeon HD 2400 PRO)

[撮影協力:BLESS秋葉原本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.