【 2007年9月22日号 】
1.8GHzのC7を搭載したマザーが発売、FSBは800MHzに
EPIA-SN18000G EPIA-SN18000G
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 VIAのCPUオンボードMini-ITXマザーボード「EPIA」の最高クロックが更新、最新シリーズ「EPIA SN」の最上位モデルでC7 1.8GHzを搭載した「SN18000G」が発売された。EPIAで初となるPCI Express x16スロットを装備しているのも特徴だ。実売価格は約39,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 EPIA SNシリーズはCN896/VT8251チップセットを搭載したMini-ITXマザーボードで、EPIAでは初となるPCI Express x16スロットを装備しているのが特徴。このほか、4基のSerial ATAポートによるRAID機能や、Gigabit Ethernetも搭載するなど、Mini-ITXマザーボードとしては比較的高いスペックを実現している。

 さらに、今回発売されたSN18000Gは、EPIAで最高クロックとなる1.8GHzのC7を搭載しているのも特徴で、パッケージには「FSB800」、搭載されているCPUの基板には「C7 1800/800」という表示も見られる。C7は2005年5月の90nm製造モデル発表当初からFSB 800MHzをサポートするとうたわれていたが、パッケージなどにFSB 800MHzをサポートする旨が明記された製品はこれまでに確認されておらず、この点も注目と言えるだろう。

 EPIA SNシリーズは、このほか1.5GHzモデルの「SN15000EG」と、1.0GHzモデルの「SN10000EG」をラインナップ。1.0GHzモデルではファンレスが実現可能としている。

 SN18000Gのスロット数はPCI Express x16×1、Mini PCI×1(基板裏面)、DIMM×2(DDR2 400/533/667、最大4GB)、CF×1(基板裏面)。主な搭載機能はVGA、Serial ATA(4ポート)、Gigabit Ethernet、LAN、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/133)、HDオーディオ。付属品は、I/Oシールド板、パラレルATAケーブル(80芯)、CD-ROMなど。

 なお、代理店によると現時点ではWindows Vista環境においてサウンドドライバが正常にインストールできないという。対応ドライバの公開時期は未定。


□EPIA SN Series(VIA Technologies)
http://www.via.com.tw/en/products/mainboards/motherboards.jsp?motherboard_id=550
□関連記事
【2007年1月27日】1チップチップセットとC7オンボードのEPIAが発売、DVI搭載
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070127/etc_epia.html
【2005年5月30日】VIA、90nmプロセス/SSE3サポートの「C7」(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0530/via.htm

 (VIA EPIA-SN18000G)

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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