2基のDVIポートはブラケットに用意されており、マザーボードとはフラットケーブルで接続する。こうした構造のため、DVIポートを使用するには拡張スロットを持つPCケースが必要となる。

　搭載チップセットのGME965は、マザーボードとしてはこの製品が初登場。組み込み向けのチップセットで、GPUの「Graphics Media Accelerator X3100」を搭載するほか、FSB 533/800MHz、DDR2 533/667メモリに対応している。ICHはICH8-Mがペアとなる。

　マザーボードのスロット数はPCI×1、Mini PCI×2、SO-DIMM×2（DDR2 533/667）、CF×1（Type II、基板裏面に装備）。主な搭載機能はDVI（2ポート）、VGA、TV出力（HDTV対応）、Gigabit Ethernet（2ポート）、Serial ATA（3ポート）、パラレルATA（1ポート）、HDオーディオ。このほか、プログラム可能な8bitデジタルインターフェイス「GPIO」を備えるという。対応CPUはモバイル向けのFSB 800MHz版Core 2 Duo。

　主な付属品は、CPUクーラー、DVIポート付きブラケット、DVIポート用フラットケーブル、TV出力端子付きブラケット、HDTV出力ケーブル。

　DVI出力が1系統で、裏面CFスロットがない廉価版「LV-679D」もほぼ同時に発売されている。

[撮影協力:パソコンショップ アークと高速電脳]

　搭載しているディスプレイ出力コネクタはVGA、DVI-D、HDMIの3系統。いずれもI/Oパネル部に用意されているが、これらの同時利用条件などは不明。その他のオンボードデバイスとしては、6chサウンドやデュアル1000Base-T LANなどを搭載している。

　用意されている拡張スロットはPCI×1+Mini PCI×1と基板裏面のMini Card×1。Mini Cardスロットは基板裏面にあるため、ケースなどとの物理的干渉で利用できない場合が考えられるが、この製品では専用のスペーサーとI/Oパネル用シールド板を同梱し、そうした場合でも利用できるよう、配慮している。I/Oパネル用シールド版は、スペーサー分コネクタ位置がずれたもの。なお、この場合でも拡張スロット部分はズレたままなので要注意。

　そのほかにCPUクーラーなどが付属している。

[撮影協力:テクノハウス東映]