【 2007年12月1日号 】
Vista α+イベントでMac上のVistaをデモ、“兄貴”も登場
Windows Vista α+イベント Windows Vista α+イベント
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Windows Vista α+イベント Windows Vista α+イベント

 新バージョンのWindows Vista α+の発売に合わせ、2日(日)にイベント「Games for Windows キャンペーン イベント in Akiba」が開催された。会場はCAFFE SOLARE Linux Cafe秋葉原店(ブロックD2-[e2])。Windows Vista対応のゲーム紹介のほか、Macintosh上でのWindows Vista動作デモ、AMDの最新情報、Windowsのサーバー関連の紹介など、内容は多岐にわたった。

 会場にはWindows Vista Ultimate α+をインストールしたPCが並べられ、Flight Simulator Xがデモ用のソフトとして動作し、自由にジョイスティックで遊べる状態になっていた。また、イベントにAMDが協力していることから、PhenomとRadeon HD 3850搭載ビデオカード×4を搭載したSpiderプラットフォームのPCも会場中心に置かれていた。

 イベントの中心はステージセッションで、Microsoft、EA、ELSAがWindows Vistaのゲーム環境を紹介するというテーマでFlight Simulator X、CRYSISなどを紹介、DirectX 10をサポートするWindows Vistaでいかにリアルな描画でゲームを楽しめるかをアピールした。

 また、Boot Campを使うことでMacintosh上でWindows Vistaが動作することから、“改造バカ”ことライターの高橋敏也氏がMacintoshとBoot CampでWindows Vistaを動作させるデモや、利用時の細かいテクニックなどをステージで披露した。なお、イベント主催者のVistaマニア運営事務局によると、当日限定の先行販売限定というかたちでソフマップのMacintoshを扱う店舗で小冊子「ちょっとできるIntel MacでWindows Vistaを動かす本」などをセットにしたMacintosh向けのDSP版Windows Vista Ultimateを販売し、これは7日(金)から正式に販売される予定という。

 自作PCのハードウェア関連では、AMDの土居“兄貴”憲太郎氏と森本“紳士”竜英氏が登場し、PhenomやRadeon HD 3000シリーズについて解説。連日イベントが続いているものの、この日のための新しい情報が用意され、AMD 780チップセットとPhenomをセットにしたプラットフォームの開発コードが「Cartwheel」であること、45nmプロセスルールやオクタルコアのCPUには「ヘビ系の名前の開発コード」がつけられていること、年内の登場が予定されている倍率固定解除のPhenom 9600について「Black Editionという名前だと予告したが、これはまだ決まっていないので変わる可能性がある」ことが明らかにされた。

 このほか、Windows Server 2008やWindows Home Serverといったサーバー関連、複数のサーバーをネットワークでつないで分散処理させるクラスタシステムを実現するWindows Compute Cluster Server 2003などの紹介が行われた。


□Games for Windows キャンペーン イベント in Akiba(Vistaマニア)
http://www.vista-mania.com/communityvista/news/uap_gfw_event_20071202.asp
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【2007年12月1日】Vista α+の新版発売、Flight Simulator Xが同梱に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20071201/etc_ms.html

 (Microsoft Windows Vista)

[撮影協力:Vistaマニア]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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