CPUなどの電圧値を示すLEDや自動オーバークロック機能を備えたASUSのnForce 780i SLIマザーボード。 nForce 780i SLIチップセット搭載マザーボードの販売を確認したのは、2007年12月に登場したXFX製「MB-N780-ISH9」に続いて今回が2機種目。Striker II Formulaは独自機能を豊富に備えているのが特徴で、基板上にはHDDへのアクセス状態を示すLEDや、CPU、メモリ、チップセットそれぞれの電圧値を示すLEDが搭載されている。 電圧値のLEDは緑、黄色、赤の3色で発光。例えばCPUのLEDの場合は、標準時(1.1~1.5V)は緑で、やや高い時(1.50625~1.69375V)は黄色で、それ以上の時(1.7V~)は赤で発光するようになっている。 このほか、指定したCPUと同じレベルのパフォーマンスに自動的にオーバークロックしてくれるという「CPU Level Up」も搭載。これはBIOS上から操作できる機能で、指定できるCPUとして「X6800」「E6850」が用意されている。また、Core 2 Duo E6600以上のCPUを装着した場合は「Crazy」というパラメータも選択できるという。 付属品が多いのも特徴で、コーデックチップ搭載PCI Express x1接続サウンドカード「SupremeFX II」、POSTコードが表示される小型LCDユニット「LCD Poster」、冷却ファン、ゲームソフト「Company of Heroes」、ベンチマークソフト「3DMark06 Advanced Edition」などが付属。3-way SLI用アダプタも同梱されている。 対応FSBは1,333/1,066/800MHz。スロット数はPCI Express x16×3、PCI Express x1×2、PCI×2、DIMM×4(DDR2 1066/800/667/533、最大8GB)。主な搭載機能はGigabit Ethernet(2ポート)、Serial ATA(6ポート、RAID 0/1/0+1/5、JBOD対応)、パラレルATA(1ポート、Ultra ATA/133)、IEEE 1394、8チャネルサウンド。PS/2ポートはキーボード用を1基のみ備えている。
[撮影協力:パソコンショップ アーク]
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