MXMタイプのMobility Radeon HD 3850搭載カードが装着されたユニークなPCI Express x16対応ビデオカード「Splendid MA3850M/HTDI/512M」がASUSから発売された。実売価格は約23,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Splendid MA3850M/HTDI/512Mは、本来はノートPC用ビデオカードのMXMを装着したデスクトップPC向けのビデオカード。厚みのある冷却システムや映像端子を備えたベース基板の裏面に、むき出しのMXMが装着されており、またMXMと冷却システムはヒートパイプで接続されている。ブラケットは2段タイプ。
こうした構造のためカード全体が分厚くなっており、またPCI Express x16コネクタの反対側からはヒートパイプが張り出しているため、マザーボードへの装着時はカードが他のパーツに接触したりしないよう注意が必要だろう。
このほか、HD映像にも対応する同社独自の画質向上技術「Splendid HD」を搭載している点も特徴。
なお、基板上にはUSBピンヘッダが用意されており、これに接続できるUSBケーブルが付属しているが、用途は不明。
搭載メモリはDDR3 512MB(256bit)。クロックはコア668MHz、メモリ1.65GHz。映像端子はDVI(2ポート)とTV出力(HDTV対応)を備えている。主な付属品はDVI-HDMI変換アダプタ、DVI-VGA変換アダプタ、HDTV出力ケーブル、USBケーブル。
□Splendid MA3850M/HTDI/512M(ASUSTeK Computer)
http://www.asus.com/products.aspx?l1=2&l2=160&l3=701&l4=0&model=2248&modelmenu=1
| (ASUS SPLENDID MA3850M/HTDI/512M) |
[撮影協力:BLESS 秋葉原本店とツクモパソコン本店IIとスリートップ]