【 2008年11月29日号 】
左右分離の「μTRONキーボード」が店頭販売中
μTRONキーボード μTRONキーボード
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 本体が左右別ボディになっているユニークな日本語キーボード「μTRON Keyboard」がクレバリー2号店で販売中だ。DVORAK配列に対応させるための「超漢字」用ドライバも付属している。開発元はユーシーテクノロジで、実売価格は49,843円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。接続インターフェイスはUSBだ。

 μTRON Keyboardは東プレの無接点静電容量方式スイッチを採用した76キーのキーボードで、本体が中央から左右ユニットに分離されているというユニークな構造が特徴。ユニットの位置を自由に変えたり、底面のスタンドを使って手前や左右に傾けたりすることにより、身体に合った使いやすい設置ができるとしている。

 また、「Enter」「Shift」「BackSpace」「Tab」といった使用頻度の高いキーは中央に配置し、これらを親指や人差し指で操作できるようにしている。なお、テンキーやWindowsキーは非搭載。代わりにTRON環境で利用する「TRON」キーがついている。また、ファンクションキーは「Fn」キーと数字キーなどの組み合わせで入力する仕組み。

 このほか、付属のドライバを導入することで、キー配列を標準のQWERTYからDVORAKに変更できるのも特徴。ただし、ドライバはBTRON仕様のOS「超漢字V」「超漢字4」用で、Windows用ドライバは後日ダウンロードサービスにより無償提供するとしている。なお、ドライバを導入してもキートップの刻印はQWERTY配列のままで変わらない。

 本体サイズ(ユニット片側)は幅161.5×高さ42.5×奥行き141.2mm。付属品はUSBケーブル(長さ1.8m)、ドライバなどを収録したCD-ROMなど。

 なお、μTRON Keyboardは、超漢字シリーズの開発元でもあるパーソナルメディアのWebショップでも通信販売されているが、クレバリー2号店によれば「店頭販売は当店だけが行なっている」とのこと。同店では店頭展示も実施中。


□μTRONキーボード(ユーシーテクノロジ/パーソナルメディア)
http://www.uctec.com/keyboard.html
http://www.personal-media.co.jp/utronkb/

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μTRON Keyboard

[撮影協力:クレバリー2号店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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