【 2008年12月6日号 】
CHERRYの「赤軸」キーボードが発売に
キータッチはRealForce似?
CHERRYキーボード CHERRYキーボード
CHERRYキーボード CHERRYキーボード
CHERRYキーボード
【編集部が確認した個体では、
「り」の刻印が「い」になっていた】
CHERRYキーボード
【パッケージ】
 高級キーボードメーカーとして知られる独CHERRYの新型キースイッチ「赤軸」タイプを採用した日本語キーボードが発売された。

 打鍵感は同社製としては軽めで、「RealForce似になった」(ショップ)という。実売価格は1.2万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 この「赤軸」は、同社製スイッチの定番である「黒軸」を「やや軽くした」(ショップ)というもの。黒軸は「押し下げ圧が徐々に重くなっていく」という打鍵感だったが、赤軸ではこの押し下げ圧の重くなり方が緩やかになり、軽めの印象を受ける。

 展示に関しては、クレバリー2号店ソフマップ 秋葉原 本館などが試し打ちできる状態で実施中。キーを1個触っただけでは黒軸との違いがわかりにくいが、指を数本使って試し打ちをすると、打鍵感の違いが把握しやすい。ショップでは「(東プレの高級キーボードである)RealForceの打鍵感に近くなった」「赤軸を使った後に黒軸を使うと、重くてびっくりする」(いずれもクレバリー2号店)などと評している。

 発売モデルの型番は「G80-3600LYC」シリーズで、カラー(ブラック/ホワイト)とキー配列(日本語/英語)の別で都合4種類。パッケージは日本語仕様で、新たに代理店になったサイズの名前も入っている。なお、同社からは、クリック感のある「茶軸」スイッチを採用した4モデルも同様に発売されている。

 接続インターフェイスはUSBで、PS/2変換アダプタも付属する。


□CHERRY
http://www.cherrycorp.com/
□製品情報(サイズ)
http://www.scythe.co.jp/input-device/mx-board-r.html
http://www.scythe.co.jp/input-device/mx-board-b.html

□関連記事
【2008年11月15日】CHERRYの「赤軸」キーボード展示中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20081115/etc_cherry.html

CHERRY G80-3600シリーズ

[撮影協力:パソコンハウス東映パソコンショップ アーク]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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