2009年10月3日号
 OCZ OCZSSDPCIE-1ZDRV250Gの概要
 
 [製品ジャンル:HDD]
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考
|OCZOCZSSDPCIE-1ZDRV250G
(PCI Express x8型SSD,256GB,キャッシュ256MB,MLC)
158,000オリオスペック512GBモデルを256,000円(納期数日)、1TBモデルを456,000円(10月下旬出荷開始予定)で受注受付中
写真写真
写真写真
写真写真
写真写真

 OCZ初のPCI Express接続SSD。PCI Express x8接続でMLCタイプの製品。容量別に256GB/512GB/1TBモデルがラインナップされているが、入荷したオリオスペックの在庫は256GBモデルのみで、512GB/1TBモデルは受注扱いとしている。

 MLCタイプのNANDフラッシュメモリと256MBのキャッシュを搭載した拡張カードタイプのSSD。インターフェイスは当初PCI Express x4とアナウンスされていたが、製品ではPCI Express x8が採用されており、公称の最大データ転送速度も当初の510MB/sから870MB/s(リード時、512GB/1TBモデルのみ)へと向上している。

 ちなみに、オリオスペックが256GBモデルで行なったベンチマークテストによれば、データ転送速度はシーケンシャルリード時が420.1MB/s、シーケンシャルライト時が547.9MB/sといった結果だったとのこと。また、内蔵のフラッシュメモリはRAID 0で構成されているが、同店によればコントローラはLSI製だという。

 公称の最大データ転送速度は、1TBモデルがリード時870MB/s、ライト時780MB/s、512GBモデルがリード時870MB/s、ライト時 760MB/s、256GBモデルがリード時770MB/s、ライト時640MB/s。本体サイズは幅32×高さ127×奥行き195mm。

 本体表面には製品ロゴ入りのカバーを装備。側面には4ピン電源コネクタを備えている。また、裏面にはminiSASコネクタが用意されているが、製品情報ではSASに関する機能などについては触れられておらず、現時点では用途は不明。

 なお、上位モデルとしてSLCタイプのNANDフラッシュメモリを採用した「Z-Drive e84」がラインナップされている。公称の最大データ転送速度はリード時800MB/s以上、ライト時750MB/s。

□関連記事
【7月25日】エンタープライズ向けのPCIe-SSDが入荷、実測リード700MB/s
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090725/etc_fusionio.html
【5月30日】公称1GB/sの超高速PCIe-SSDが発売、PhotoFast製
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090530/etc_pfast2.html

[撮影協力:オリオスペック]