Windows 7専用（Starter不可）の製品で、アイ・オー・データからは、PCI Express x1カード型の「GV-MC7/VS」とUSB 2.0外付けタイプの「GV-MC7/VZ」の2種類（実売価格11,800円前後[詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと]）が、バッファローからはUSB 2.0外付けタイプの「DT-H10/U7」（実売価格8千円前後[詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと]）が発売、さらにMedia Center操作用のリモコン「GV-MC7/RCKIT」も同時発売されている。

　Media Centerは、家庭用TVに近いインターフェイスを実現したOS標準の動画/音楽/TV統合ソフト。同ソフトで利用できるアナログチューナー製品は複数発売されているが、自作向けの地デジチューナーはこれが初めてだ。

　今回発売されたアイ・オー・データの2製品は、いずれも地デジ/BS/CSの3波に対応、DTCP-IPなども利用できるというもの。視聴/録画はMedia Centerを利用する前提で、専用の視聴ソフトは付属しない。Media Centerを利用するため、Media Center用リモコンが利用できるほか、マルチタッチ液晶と組み合わせてタッチ操作ができるのもメリット。32bit/64bit両対応も特徴だ。

　また、バッファローの製品は地デジ専用で価格の安さがウリ。DTCP-IP対応なども特にうたわれていない。視聴/録画はMedia Centerを利用する前提で、専用の視聴ソフトは付属しないのは共通だ。

　ちなみに、これまで発売された地デジチューナーはそのほとんどがWindows 7でも利用可能。ただし、そうした製品はMedia Centerでの対応は謳われておらず、各社の専用ソフトで利用することになる。

□製品情報（アイ・オー・データ）
http://www.iodata.jp/product/tv/tidegi/gv-mc7vz/index.htm
http://www.iodata.jp/product/tv/tidegi/gv-mc7vs/index.htm

アイ・オー・データ GV-MC7シリーズ

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店とクレバリー1号店とパソコンショップ アークとTSUKUMO eX.]