このアイテムは、DDR3メモリとマザーボードのDIMMスロットとの間に挟んで使うアダプタ。DDR3メモリをアダプタに装着し、そのアダプタをマザーボードのDIMMスロットに装着するという仕組みだ。本体はシンプルな作りで、やや大きめのラッチが付いたDIMMスロットと基板のみで構成されている。

　基板上には特にパーツ類は搭載されていないが、同店いわく「このアダプタを装着することで、メモリを悪条件下に置いたのと同じ状態になる」とのこと。そして、メモリに高負荷をかけたり、クロックを上げたりしてチェックをすることで「規格ぎりぎりに設計されたメモリなのか、マージンがあるメモリなのかを判定できる」という。

　具体的な判定基準や判定に必要なソフトなどが不明なため、一般ユーザーにとっては実用度は高くないかもしれないが、こうしたチェックツールが店頭に登場するのはなかなか珍しい。安価なので、興味のある人はとりあえず購入しておくのもよいかもしれない。

DDR3-LongDIMM

[撮影協力:パソコンショップ アーク]