 | 【 2009年12月26日号 】 |
| LGA1156初のMini-ITXマザー発売、Core i7にも対応 |
LGA1156初のMini-ITXマザーボード「LP MI P55-T36」がDFIから発売された。実売価格は16,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。
この製品は一般的なLGA1156マザーボードをそのままMini-ITX化したような仕様。搭載チップセットはP55、オンボードデバイスは8chサウンドと1000Base-T LANなどで、VGAは非搭載。スロット類はPCI Express x16×1とDDR3 DIMM×2を備えており、このスロットにビデオカードを装着することが必須となる。
対応CPUはLGA1156版のCore i5/i7で、特に制約はついていないことから、どのCPUでも利用可能なものと思われる。
なお、電力消費や物理サイズの点では要注意。電力面では「8ピンの出力コネクタを備えた最低300Wの電源ユニットが必要」（マニュアル）と、物理面では「一般的なLGA1156用クーラーを利用すると、小型のMini-ITXケースに搭載するのは難しい」（ショップ）とされており、いずれの観点からも小型Mini-ITXケースへの搭載はハードルが高そう。比較的大型のMini-ITXケースを使い、省スペースかつ高性能なPCを目指すのが便利な使い方と言えそうだ。
DFI LP MI P55-T36 [撮影協力:テクノハウス東映]