【 2010年2月13日号 】 | |
レッツノートのイベントがリナカフェで実施、落下試験も |
パナソニックのノートPC「レッツノートPC」」のプロモーションイベント「レッツノート タッチ&トークイベント」が11日(木・祝)、カフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])で実施された。会場ではレッツノート開発者によるセッションや76cm落下試験、圧力試験が行われたほか、レッツノート春モデルや歴代製品の展示などが実施された。
●開発者がセッション
省電力化の苦労話をアピール
まず、開発者によるセッションでは、来週発売されるレッツノート春モデルをアピール。Core i7などによるパフォーマンスアップや新設計の放熱機構など、基本スペックの向上を説明した後、開発陣の苦労話を披露した。
まず披露されたのは、電源持続時間の苦労。
今回のレッツノート春モデル、実は昨年秋の開発段階では12時間ぐらいしかバッテリーが持たず、「自分たちでもどうしても許せなかった」という。結局、カタログ作成をぎりぎりまで待ってもらい、その間に「あっちでコンマ2W、こっちでコンマ3W」といった具合に省電力化、なんとか14時間のバッテリー駆動時間を確保したという。
このほか、「タフさ」を実現するために、東京のラッシュアワーで実際に圧力を計測、駅員に止められそうになったことや、薄さを実現するための苦労話など、イベントならではのぶっちゃけ話が飛び出した。
このほか、同社が2月1日にオープンした秋葉原の修理拠点「LUMIX & Let'snote修理工房」も紹介。3時間を目標に即日修理を行っていることや、同社のデジカメ「LUMIX」シリーズも受け付けていることなどがアピールされた。
●落下試験も実施
また、イベント中、最も「派手」と言えたのが店頭スペースで行われた落下試験。この試験は開発現場で利用されているテスト機材を持ち込んでのもので、76cmの高さから実機を落下、それでも動くことを証明。続く圧力試験では実際に人を乗せても大丈夫なことを、キーボード防滴試験ではコップ1杯ほどの水がかぶっても問題なく排出、そのまま動作できることなどがアピールされていた。
ちなみに、こうしたことが実際に起こった場合、「動作はしていてもPCは重傷ですので、修理に持ち込んで欲しい」(同社)とのこと。
[動画] 落下試験の様子 / 27秒
ちなみに、カフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])での大手PCメーカーのイベント、というのは珍しいが、これは「ユーザーとの距離の近いイベントをやりたかった」(パナソニック)とのこと。反響がよければ今後も検討していきたいという。□イベント告知
http://panasonic.jp/pc/topics/10userpub/index.html□関連記事
【2010年1月27日】パナソニック 奥田事業部長に訊く、第3世代Let'snoteの魅力(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20100127_344919.htmlパナソニック