Core i7-960は、「Extreme Edition」ではない通常のCore i7では現時点で最もクロックが高い最上位モデル。同じクロックのCore i7-965 Extreme Edition（クロック3.2GHz、QPI 6.4GT/s）の“低QPIモデル”とも言えるスペックになっており、QPIが4.8GT/sである点を除いて両者の主要スペックは同じだ。

　なお、Core i7-960を搭載した完成PCは2009年秋頃から出回っているが、CPUが単品で発売されるのは今回が初めて。

　Core i7-960の主なスペックは、製造プロセス45nm、3次キャッシュ容量8MB、TDP 130W。Hyper-Threading Technology、Intel VTなども従来通りサポートしている。今回確認した製品のsSpecは「SLBEU」。価格帯的にはCore i7-950(3.06GHz)をほぼ引き継ぐかたちだ。

　Core i7-930は、Core i7-960とは主にクロックのみが異なり、キャッシュ容量、TDPなどの主要スペックは同じ。今回確認した製品のsSpecは「SLBKP」。価格帯はCore i7-920（2.66GHz/実売価格26,000円強）よりやや高い。

□Core i7 Processor I7-960（Intel）
http://processorfinder.intel.com/details.aspx?sSpec=SLBEU

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Intel Core i7

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店とクレバリー1号店とT-ZONE. PC DIY SHOP]