IntelのデスクトップPC向け6コアCPU。 32nmプロセスで製造されるLGA1366対応ハイエンドCPUで、デスクトップPC向けCPUとしては初めて6個のCPUコアを内蔵しており、Hyper-Threading Technologyとの組み合わせで12スレッドの同時実行を可能にしている。 これまでの最上位モデルだったクアッドコアのCore i7-975 Extreme Editionとの比較では、コア数が増加したほか3次キャッシュ容量も8MBから12MBに増加。クロックは通常時3.33GHz、Tubo Boost時3.6GHz、QPI速度は6.4GT/s、TDPは130Wで、これらは従来と同じ。 Core i7-980Xに関しては先々週に搭載PCが販売開始、「同等スペック」とされるサーバ向け6コアCPU「Xeon W3680」(クロック3.33GHz、3次キャッシュ12MB)も先週発売されていたが、「6コアのCore i7」が単品販売されるのは今週が初。 ちなみに発売されたリテールパッケージは、これまでのCore i7と比べてもかなり巨大なもの。パッケージ内にはサイドフローの大型クーラーも同梱されている。 □関連記事 【4月3日】Core i7-980Xがついに単体発売、パッケージは巨大 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100403/etc_intel2.html
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