ATXより大型の「XL-ATX」フォームファクタを採用したAMD 890FX/SB850マザーボード。PCI Express x16スロットを6基備えるなど拡張性が高いのが特徴。 基板サイズは標準的なATX(305×244mm)より大きいXL-ATXフォームファクタ(325×244mm)。大型基板の採用により、6基ものPCI Express x16スロットを備え、2スロットサイズのビデオカードを4枚使ったCrossFireXにも対応しているのが特長。 なお、XL-ATX対応ケースのリストはGIGABYTEが公開中。リストにはLIAN-LI PC-P80/RやThermaltake Xaser VIシリーズなど、いわゆる「拡張スロットが多い」ケースが挙げられている。 スロット数はPCI Express x16×6(x16動作×2、x8動作×2、x4動作×2)、PCI×1、DIMM×4(DDR3 1866/1333/1066、最大16GB)。主な搭載機能は2系統のGigabit Ethernet、6Gbps Serial ATA(RAID 0/1/5/10/JBOD対応)、USB 3.0、eSATA、IEEE 1394、7.1チャンネルサウンド。また、チップセットの冷却に拡張カード風の冷却ユニットを利用する「Hybrid Silent-Pipe2」も採用している。 このほか、「プロセッサの無効化されているコアを解除できる」Auto Unlock機能や、PC電源がオフでもUSBバスパワーを出力、バスパワー出力の大きさと相まって「通常より40%早くiPhone/iPad /iPodを充電できる」(GIGABYTE)という「Quick Charge for iPhone」「ON/OFF Charge」機能なども搭載する。ちなみにこのON/OFF Charge機能は、専用ドライバまで用意されている。
□関連記事 【2010年5月13日】GIGABYTE、“XL-ATX”フォームファクタ採用の890FXマザー(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100513_366667.html 【2007年12月22日】Thermaltake Xaser VI(VG4000BNS)の概要(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20071222/ni_cv4bns.html 【2008年2月23日】LIAN-LI PC-P80Bの概要(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080223/ni_cpcp80.html
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