【 2010年12月28日号 】
■編集後記:2010年を振り返って
2011年は1月6日(木)から更新を開始する予定です


【記者名】鈴木 光太郎
【担 当】記事、新製品
【使用機器】パナソニック DMC-FZ18(デジカメ)
emobile S11HT(スマートフォン)
iPhone 3GS 16GB(スマートフォン)

 いや、まさか30日まで仕事することになるとは思いませんでした(苦笑

 29日早朝に記事にした「自炊の森」、想像以上の反響で「こりゃ年間アクセスランキングに含めたほうがいいよな」と。ま、それを言うなら本当は28日の終電で帰るつもりだったわけですが(汗。

 それにしても、今年は自作PC関連の話題が減っちゃいましたね……。ワタシ、「面白い/興味深いものはもれなく拾いたい」、という思いで編集しているわけですが、「どう考えても面白い」というネタはやっぱりスマートフォンとかタブレットに増えていて、それはそれで楽しい反面、減ったことはやっぱり悲しいなぁと。

 ま、「何が面白くなるか」というのは、正直この先も判らないわけで、弊誌としては、できるだけいろんな視点で、面白いものを追い続けていくつもりです。

 今年同様、来年もいろんなことがあると思いますが、来年も弊誌にご期待頂ければ幸いです。

 それではよろしくっ!


 



【記者名】石橋 一衛
【担 当】新製品、お買い得情報ほか
【使用機器】キヤノン IXY DIGITAL 920 IS(デジカメ)
Apple iPhone 4 32GB(スマートフォン)、DELL Streak(タブレット端末)

 この1年はPCパーツ業界にとっては、なかなか厳しい1年だったかなぁ。

 昨年は、Windows 7の発売でなんとか盛り上がった年でしたが、今年は6コアCPUや3TB HDDの登場はあったものの、新しさを感じるようなPCパーツは例年以上に少なく、取材中に「記事ネタが無い」とぼやくこともちらほら。さらに、PCパーツの買い替え需要の期待を背負ったFINAL FANTASY XIVの予想外の苦戦や、T-ZONEの廃業といった暗いニュースもあり、盛り上がるどころか、盛り下がる状況に……。

 その一方で、iPhoneやiPadに代表されるスマートフォンやタブレット端末は、一般ニュースが取り上げるほどの人気を集め、アキバの街では海外からの直輸入品や関連製品を扱うショップが一気に増加。今年の夏以降は、弊誌の人気記事の上位をモバイル関連が占めることも増え、まさに「PCパーツ冬の時代」「脱PC化」の始まりを予感させる1年でした……。えぇ、ホントに。

 まあ、ショップで話を聞いていると、「気に入ったケースがあったから、PCを組んだ」「FF XIVのためにGeForce GTX 480×2枚とSLI対応のマザーを買った」などなど、強者と呼びたくなるような方がまだまだ健在なので、今すぐ自作PC市場が廃れるいう事は考えにくいんですけど、ブームになるような製品があるかないかで店頭の盛り上がり方もずいぶん変わりますからねぇ。というわけで、来年は「朝から並んででも手に入れたい」と思うようなPCパーツが数多く出て欲しいなぁと願う今日この頃であります(アニメ・ゲーム系グッズやAKB48関連の行列を頻繁に見ていると、余計に思うわけですよ)。

 「誰でも手軽に使える」デバイスが人気を集めるこの時代に、「自分で組み立てる楽しさ」がある自作PCが、少しでも多くの方に広まることを期待しながら、新年を迎えたいと思います。

 それでは、今年1年ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

 



【記者名】久保 勇
【担 当】相場調査、新製品、漫画(編集)
【使用機器】富士フイルム FinePix F200EXR(デジカメ)
Apple iPhone 3GS(PDA)

 個人的には「漫画に始まり漫画に終わる」といった年でした(スマートフォンやらタブレットもありましたが)。

 漫画のコンテンツはこれまでにない試みだったので、“みんなに受け入れてもらえるもの”が作れるのか、担当としては胃の痛い日々が続いていました。結果的には1年間続けられる状態になって良かった!(泣)。作者のちょび氏も頑張ってくれましたし、読者の皆様、お世話になった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
 そんなこんなで漫画は来年1月に連載1周年を迎えます。そこで、ちょっとした特別ページを計画しているので、作者(姉ちゃんにも?)に聞いてみたいことや、今後の要望、疑問に思っていることなどがあれば、下記のフォームか、漫画各回の最終ページにあるフォームにご意見をご記入ください。いただいたご意見はコンテンツに反映させていただく予定です。

 仕事関連では、その他は“失敗”しか記憶になく……、何をするにも一杯一杯の一年でした。今年の反省点を踏まえ、来年は精進していきたいなと。ご迷惑をおかけした皆様、ほんとうに申し訳ありませんでした。レビュー用のネタも結構な量が表に出せず仕舞いだったりと、ほんとダメダメでした……。

 で、PCパーツ関連ですが、個人的にヒットしたのは6Gbps対応SSDと6コアCPUくらいで、あまりパーツを買わなかった年になったなと(10万円分くらいは使いましたが……)。PCパーツは全体的に値下がりが目立ちましたが、買いたくなるパーツが少なかったような気がします。そうしたこともあり、今年は他のものに投資したので(一応PC関連?)、夏頃にレビューか何かで紹介する予定です。ほかにも、来年はPC関連だけど「普段と少し毛色の違うコンテンツ」も作っていければと計画しています。まあ、特別なことをしなくてもパーツ関連は若干盛り上がるんじゃないかと思いますが(プラットフォームが変わったりしますしね)、新しいことも試してみたいなと。

 といったところで、今年も一年間ご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

・漫画コンテンツ用アンケートフォーム


 



【記者名】森 篤司
【担 当】新製品、メモリ相場調査
【使用機器】RICOH CX1(デジカメ)、シャープ SL-C1000(PDA)
Apple iPhone 4 32GB(スマートフォン)、シャープ IS01(スマートフォン)
日本通信 b-mobile WiFi(モバイルルーター)

 今年を振り返ると、スマートフォンとタブレットの話題がとにかく多い一年でした。

 スマートフォンは、Android搭載のモデルが特に熱かったです。国内未発売の機種がたくさん直輸入されましたし、国内の携帯電話キャリアからも多数の製品が登場しました。短期間で一気に種類が増えたので、どれにするか迷ってしまった方も多かったのではないでしょうか? ちなみに、自分はハードウェアキーボード付きのIS01を購入、取材で使っているZaurusからAndroidスマートフォンに乗り換えようと試みたのですが……諸々の理由があって、結局それは叶わずでした。来年こそZaurusから乗り換えられる製品に巡り合えるのを期待しています。

 タブレットについては、iPadを皮切りに把握できないほどの種類が登場しました。しばらくの間、iPad対抗と言える性能を持つ製品が登場しませんでしたが、年末に出たTegra搭載タブレットは一味違い、これは十分iPadに対抗できると実機を触って感じたものです。来年はこのTegraタブレットが多数登場することになるのではないかと思っています。

 と言う感じで、1年を通して上記2つの話題が非常に多かったです。一方で、自作PCでは大きな話題があまり無く、個人的に印象に残っているものと言えば、FINAL FANTASY XIVの発売、T-ZONEの廃業、6Gbps対応SSDの登場、窓辺ななみ歌手デビューでしょうか。

 特に窓辺ななみ歌手デビューは、個人的な理由から印象に強く残っています(水樹奈々さんファン+ななみファンなので)。CDが出ると知った時はとても興奮したもので、開封用、保存用、観賞用と、本気でOSを3つ買うか悩んだのは良い思い出です(結局買ったのは保存用の1つだけでしたが)。また、窓辺ななみPCが水樹さんのライブ会場で展示&予約受付が行われるとあって、その会場に取材へ行けたのも貴重な体験となりました。

 と言ったように、今年はスマートフォン/タブレットと言った新しい分野に多く触れ、また今まで経験しなかった取材現場に行くことによって、少しは成長できたかなと思います。ただ、去年掲げた「自分らしさを出す」という目標はまだまだ未達なので、来年はその目標を実現するために、自作PC以外でも何か大きなことをやれたらと考えています。それによって、弊誌ならびに秋葉原に少しでも貢献できるように、努力していきます。

 それでは皆様、今年一年もご愛読ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。




 


※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。