【 2011年8月16日 】
古い1000Base-T LANハブの交換で待機電力が15W→3Wに
                           Text by 石橋一衛


今まで使っていたハブ
 一度買ったらなかなか買い換えないPC周辺機器の1つに有線LANのハブがある。

 筆者の自宅では、1000Base-T LANハブが3台稼動しているのだが、導入したのは5〜6年前。

 家庭や企業の節電対策が話題になることが多い中、24時間電源を落とさずに稼動しているハブの消費電力は気になるところ。最近は、未使用LANポートの電力供給を制限するといった省電力機能を備えたモデルが手軽な価格で購入できるようになっているので、節電対策の一環として今回交換をしてみた。


●交換したハブ×3台は省エネ法基準クリア


今回導入したハブ

省エネ法基準クリア

 今回、交換用に購入したハブは計3台。各モデルとも「エネルギーの使用の合理化に関する法律」(省エネ法)の基準をクリアしている。価格は1000Base-T LAN対応のモデルが4,580〜5,480円、10/100BASE-TX対応のモデルが1,180円(全てバッファローダイレクトの価格)。

□今まで使っていたハブ
・バッファロー LSW-GT-8C(1000Base-T LAN,8ポート,消費電力 最大13.8W)
・D-Link DGS-1005D(1000Base-T LAN,8ポート,同 最大6.4W)
・コレガ CG-SW08GTV2B(1000Base-T LAN,8ポート,同 最大6.7W)

□今回導入したハブ
・バッファロー LSW4-GT-8EP/WH(1000Base-T LAN,8ポート,消費電力 最大6.5W)
・バッファロー LSW4-GT-8NS/WH(1000Base-T LAN,8ポート,同 最大7.5W)
・バッファロー LSW3-TX-5EPL/B(10/100BASE-TX,5ポート,同 最大2.6W)


●古い1000Base-T LANハブの待機電力は1台あたり5W


今まで使っていたハブ

今まで使っていたハブ

今回導入したハブ

今回導入したハブ

 交換してみて、とにかく驚いたのが待機時の消費電力である。ワットチェッカーで測定したところ、今まで使っていたハブは、どのモデルも1台あたり5W(×3台=15W)もあった。15Wといえば、NASが1台くらいは動作しそうな消費電力である。

 一方、現行モデルの待機時の消費電力は1台あたり1W(×3台=3W)。交換前と比べると計12Wも下がっている。使用したワットチェッカーは小数点以下の数値は計測できないため、実際の数値は多少前後するかもしれないが、それでも、交換前のハブ×1台の待機電力で、交換後のハブが2〜3台動作するのは驚きだ。

 ちなみに、ネットワーク環境の見直しをした結果、1000Base-T LAN非対応の機器が複数あったため、交換したハブのうち1台は1000Base-T LAN対応から10/100Base-TX対応に変更している。ただし、ワットチェッカーの数値は1Wで、今回導入した1000Base-T LANハブ×2台と同じ数値になっている(実際の数値は1W以下の可能性あり)。

 なお、今回の結果は筆者のネットワーク環境で計測した数値であり、接続しているネットワーク機器の台数やネットワークの使用状況によって、待機電力も変わる可能性があるので、注意してほしい。

●省エネ対策の1つに

 一般家庭でハブを複数導入している例はかなり少ないと思うが、中小規模の企業の場合は、オフイス開設時に安価なハブを複数導入しているケースが多いはず。

 最近は、節電・省エネ対策が話題になることも多い。ネットワーク環境の見直しとあわせて、ハブの省電力化に取り組んでみるのもいいかもしれない。


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バッファロー LSW4-GT-8EP/WH

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。


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