「SLCクラスの耐久性と信頼性を実現した」というIntelの新型SSD「710」シリーズの容量100GBモデル。 100GBモデルのほかに、200GBモデルと300GBモデルがラインナップされているが、PC DIY SHOP FreeTでは200GBモデル「SSDSA2BZ200G301」と300GBモデル「SSDSA2BZ300G301」は受注扱いとしている。予価は200GBモデルが114,800円、300GBモデルが170,000円。 710シリーズは、データセンターなど信頼性が要求される用途に向けた2.5インチの3Gbps SATA SSDで、同社独自技術「High Endurance Technology(HET)」の採用により高い耐久性を実現したというのが特長。 採用NANDフラッシュは25nmプロセスのMLCだが、同社は「HETでは選別チップの使用やNANDフラッシュの最適化、ファームウェアの拡張により、既存の320シリーズの30倍の耐久性を実現した」としている。 このほか、システムの電源損失を検出するとキャッシュデータを保持、シャットダウン前にデータの書き込みを行なうなどのデータ保護機能も装備しており、データ損失を最小限に抑え、信頼性を向上させたという。 今回発売された100GBモデルの公称スペックは、シーケンシャルアクセス速度がリード時270MB/s、ライト時170MB/s、ランダムアクセス性能(リード/ライト)が4KB時38,500IOPS/2,300IOPS、8KB時26,000IOPS/1,900IOPS。 □関連記事 【2011年9月16日】データセンター向け「SSD 710」を発表(IDF 2011レポート/PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20110916_477771.html 【2011年4月12日】Intelの新型SSD「320」が発売、X25-Mの後継品 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110416/etc_intel.html
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