【 2011年10月15日 】
Lian-Liがイベント、新製品をアピール
アタッシュケース風の取っ手付きケースや前後逆転ケースなど

 PCケースなどで著名なLian-Liの製品紹介イベント、「Lian-Li &Lancool EXPO 2011」が10月15日(土)に行われた。

 会場では、今後発売される新製品が多数紹介。中には、アタッシュケース風の取っ手付きMini-ITXケースや、前後逆転ケースといったユニークなものも見られた。会場はカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])で、主催は同社国内代理店のディラックとLian-Li。


  
アタッシュケース風
Mini-ITXケースが展示
   
 


●アタッシュケース風のMini-ITXケースが展示


サイドパネル取り外し用レバー
 まずユニークさという点で群を抜いていたのが「アタッシュケースをデザインした」(Lian-Li)というMini-ITXケース「PC-TU200」。

 アタッシュケースのように角が補強されたアルミ製ケースに取っ手がついており、もちろんPCケースとして利用可能。Mini-ITXケースとしてはハイスペックで、ドライブベイは3.5インチHDD×4(ホットスワップ対応)+5インチ×1+2.5インチHDD×1を装備。最大で2スロット仕様/300mmまでのビデオカードを収納できる。電源ベイはATXタイプ。ファンは下面に14cm×1を備える。

 また、サイドパネルは、パネルに一体化されたプッシュピンでケース本体に取り付ける、という変わった構造。外す際はレバー操作で、着脱が簡便なのが特徴だ。このプッシュピンによる着脱は、「一部ATXケースを含む小型ケースのほとんどに導入していく」(同社)そうで、同社製ケースの特徴になりそうだ。

 カラーはシルバーとブラックの2タイプ。発売は11月中旬で、予価は2万円前後という。


●小型ケースもアピール、PLAYSTATION3風と超小型、Sandy Bridgeでも薄型PCを実現?

 また、Mini-ITXケースとしては、特に小型の製品も「今後発売予定」としてサンプル品を紹介していた。

 PlayStation 3を連想させる「PC-Q05」は、Mini-ITXマザーボードとSFX電源を並べて格納する製品。また、薄型のPC-Q05は、高さがマザーボードのI/Oパネル程度しかない製品で、「インテルが提唱する薄型PC規格に準拠したものになる」(同社)という。

 後者については、SandyBridge対応のIntel製マザーボード「DH61AG」と、マザーボード外にはみ出る特殊なCPUクーラーを利用、薄型筐体でもSandy BridgeベースのPCが作れることをアピールしていた。



次ページ→:前後逆転の大型ケース / 「PC-100」も展示



□Lian-Li & Lancool EXPO 2011(ディラック)
http://www.dirac.co.jp/event.lianli_expo2011.html
□Lian-Li
http://www.lian-li.com/v2/en/contact_us/index1.php
□関連記事
【2010年12月4日】LIAN-LIがイベント、蜘蛛ケースが動くロボに、萌えキャラも発表
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20101204/etc_lianli0.html

Lian-Li

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。