【 2011年10月21日 】
「本のメンテ」がコンセプトの自炊ショップがオープン
自炊→再製本も可能、同人誌制作にも?

 「本をスキャンするだけでなく、断裁した本を再製本したり、劣化した本を読みやすく整えなおすなど、“本をメンテナンスする”ことを提案したい」という新コンセプトの自炊ショップ「ブックメンテナンス秋葉原」が21日(金)に正式オープンした。

 住所は東京都千代田区外神田3-6-11 藤川ビル1F(ブロックF1-[d4])。営業時間は12時〜19時。


●プリクラブース風?の自炊ショップ
 自炊→再製本も可能


両替機

電動裁断機

製本ブース

製本機

すじ押し機など

研磨機

糊剥がし→断裁後、再製本した例

糊剥がし→断裁後、再製本した例
 同店は店内の機材を時間貸しする自炊ショップ。

 基本となるスキャン機材は10分500円または5分500円(スキャナの速度により異なる)でPCごと貸し出す仕組みで、PCはコイン式。

 スキャンブースはカーテンで仕切られたものが10区画用意されており、見た目はゲームセンターのプリクラブースのよう。店内には両替機まで置かれている。

 なお、操作については「自炊は初めて、という方にも簡単に操作できるようになっており、必要ならばスタッフが操作説明を行う」(同店)とのこと。

 断裁に関しては、1回100円の手動断裁機と10分300円の電動断裁機が利用可能。

 また、ユニークなのが「断裁→スキャン」だけでなく、「その後」もサービスとして用意されている点。

 具体的にはバラバラにした書籍を再び製本できる製本機や、製本前に使う紙揃え機、黄ばんだ本の側面を研磨して見栄えを整える研磨機、紙をきれいに折って表紙を作る「すじ押し機」、保護用のシュリンクラップをかけられるシュリンカーなどが店内に用意。

 例えば「表紙の糊をはがして断裁/スキャンした後、表紙を再び糊付けして製本しなおす」「断裁してバラバラになった本をシュリンクラップでまとめておく」といったこともできるという。

 これらの料金は、本のシュリンクが1冊50円、製本ブースの利用が1日500円(外出すると無効)、紙揃え機が無料とのこと。

●印刷サービスも準備中、同人誌制作にも便利?

 なお、現時点では「準備中」の状態だが、同店で利用するための書籍を宅配便で事前に送付できるサービスや、雑誌/文庫本の専用紙を使い、レーザープリンタで印刷を行うサービスも実施予定。

 後者については「劣化した本を自分でスキャン、レーザープリンタで印刷して、きれいに形に整える」といったことや、「コミックマーケット直前など、同人誌を作っていただく用途にも対応できる」(同店)とか。需要があれば一定期間だけ24時間営業するなどの対応も検討したいという。

 このほか、「機密書類を同店でスキャン、実物の紙は溶解処理してしまう」という使い方も提案している(1kg300円)。

 同店では「本を大事にするためのショップにしたい」と語っており、「自炊をコアにしつつ、本のメンテナンスや製本、作成など、新しい本とのつきあい方を提案したい」と説明している。



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[撮影協力:ブックメンテナンス秋葉原(ブロックF1-[d4])]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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