自作PCの代理店、リンクスインターナショナルが主催する自作イベント「リンクス感謝祭2011」が26日（土）に開催された。会場はカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店（ブロックD2-[e2]）（メイン）とリンクスSR（ブロックG2-[b4]）（サブ）の2ヶ所。時間は11〜19時。

　イベントでは各社の新製品が展示されたほか、NVIDIAやANTEC、Corsair、MSIなどがセッションを実施。リンクス取り扱い製品の購入者を対象とした抽選会や、来場者向けのメーカー別じゃんけん大会、パーツショップを巡るスタンプラリー、Foxconnのマスコットキャラクタ「紺子」のイラストレーター、永野つかささんやリンクス所属のイラストレーター、白四氏のサイン会なども行われた。

●650Wの80PLUS Platinum電源や新型ケースなどが展示

　NVIDIAが解説した「高いフレームレートなのにカクつきが発生する原因」や、AntecやENERMAXが展示した小容量の80 PLUS Platinum電源、「長期間使っても性能が落ちない」とするPlextorのベンチマーク結果などは特に面白い内容と言えそうだ。ENERMAXやGIGAZONEは新型ケースも展示した。

　また、会場では、西尾維新氏によるファンタジー小説「化物語」やボーカロイドとコラボしたAntec Solo用デコレーションパネルを展示。

　これはリンクスのWeb直販のみで扱われている製品（「化物語」コラボモデルは12月9日発売）だが、「評判が良ければ店頭でも販売したい」（同社）とのこと。価格はサイドパネルセット（両面2枚）が12,800円で、天面に貼るフィルム（剥離/再貼付可能）が1枚3,480円とのこと。

NVIDIAのセッションは、おなじみスティーブン・ザン氏が登壇	氏は、高いフレームレートが出ていてもカクつく症状の原因を「フレームタイムのスパイク」と説明。	バトルフィールド3を例に、「同じフレームレートでも、GeForceの方がスパイクが出る頻度が少ないため、Radeonよりもカクつきが少ない」とアピールした。
Antecのブースにあった80 PLUS Platinum電源。詳しい解説はなく、詳細は不明。容量は650W。	ENERMAXは80PLUS Platinum電源などをアピール。現在発売されていない、500W/600Wモデルも12月初旬に発売予定。予価は500Wで約2万円。	ENERMAXの80 PLUS Platinum電源。展示されていたのは発売済みの750Wモデルのみだった。
Plextorは「長期使用後も性能が落ちない」とアピールするベンチマーク結果を配布	ENERMAXが展示していた大型ケース「Fulmo GT」。電源ベイを2台備える。12月上旬発売。予価約3万円。	GIGAZONEが展示していた新型ケース「GZ-G2 Plus」。正面のファン中央部にはファンコンを装備。ギミックの多さがウリ。発売時期未定。
MSIが展示していたX78の最上位「Big Bang-XPower II」。詳細はCESで発表するとのこと。発売は「2月ぐらいなんじゃないかな」とか。	「Big Bang-XPower II」の細部（1）。弾丸風のヒートシンクを装備	「Big Bang-XPower II」の細部（2）。Multi-BIOSと書かれたチップあり。
「Big Bang-XPower II」の細部（3）。多数のSATAポートを装備。別コントローラを多数搭載して実現したものだそう。	「Big Bang-XPower II」の細部（4）。裏面にも部品が実装されている（上部のシール部分）。	MSIが展示していたmicroATXのX78マザー。12月発売予定。
CORSAIRが展示していたFPS用キーボード（下）とMMORPG用キーボード（上）。MMORPGモデルはマクロキーが多い。キースイッチはCherry赤軸。12月初旬〜中旬発売。来年Q1には日本語配列も出るとのこと。	左記キーボードのキースイッチ。キースイッチがアルミプレートに直付、露出している。埃の掃除には便利そう。	CORSAIRが展示していたFPS用マウス。マウスの脇にエイミングボタンがついている。12月初旬〜中旬発売。
CORSAIRが展示していたMMORPG用マウス。マウスの脇のボタンが多い。12月初旬〜中旬発売。	左記マウスの側面部。

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