【 2011年12月9日 】 | |
ASUSのX79最上位「Rampage IV Extreme」発売 OC状況をDVIでオーバーレイ表示 |
CPUの温度や電圧などをOSDとして表示するDVIアダプタが付属したASUSのLGA2011マザーボード「Rampage IV Extreme」が発売された。
実売価格は通常モデルが45,000円前後、バトルフィールド 3のダウンロードクーポン付属モデルが46,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●OC設定をオーバーレイ表示するDVIアダプタ「OC Key」付属
Rampage IV ExtremeはIntel X79 Expressチップセットを搭載したハイエンドのLGA2011マザーボード。
OC Key
画面イメージ
マニュアル同社のゲーマー/オーバークロッカー向けシリーズ「R.O.G.」に属する製品で、4-Way SLI/CrossFireXをサポートするほか、iPhone/iPadからオーバークロック操作などが行なえる「ROG iDirect」、オーバークロック向けデジタル電源回路の最新版「Extreme Engine Digi+ II」などが搭載されている。
最大の特徴は、CPUの温度や電圧、クロックなどをOSDとしてリアルタイムで表示するDVIアダプタ「OC Key」が付属している点。OC Keyにはオス/メスのDVI端子があり、ビデオカードとディスプレイとの間に接続することで、ビデオカードの映像にOSDを重ねて表示する仕組みだ。PCとOC Keyとの接続には付属のOC Key用ケーブルを使用する。
OC Keyの機能のON/OFFは、I/Oパネル部のROG Connectスイッチで操作できる、なお、付属のスイッチ付きケーブルをマザーボード上のピンヘッダに接続することで、ROG Connectスイッチを使わずにON/OFF操作を行なうことが可能だ。
このほか、LGA1366用クーラーが流用できるクーラー固定機構「X-Socket」や、-200℃までの温度を検出できる液体窒素冷却向けの温度センサー用コネクタ「Subzero Sense」、ビデオカードの電圧測定ポイントと直結して電圧を測定/調整できるコネクタ「VGA Hotwire」といったユニークな機能も備えている。
ただし、Subzero Senseに接続するK型熱電対(温度センサー)や、VGA Hotwireとビデオカードとを接続するための2ピンケーブルは付属しておらず、別途用意する必要がある。また、VGA Hotwireを使用する際は、ビデオカードへの半田付け作業が必要とされている。
スロット数はPCI Express x16×5、PCI Express x1×1、DIMM×8(DDR3 2400/2133/1866/1600/1333/1066、最大64GB)。PCI Express x16スロットについてはPCI Express 3.0をサポートする旨もうたわれている。
主な搭載機能はGigabit Ethernet、6Gbps SATA(4ポート)、6Gbps eSATA(2ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部4ポート、ヘッダピン4ポート)、Bluetooth 2.1+EDR、7.1チャンネルサウンド。
※記事初出時、「OC KeyのON/OFFは、付属ケーブルでもON/OFF操作できる」旨の記載がありましたが、そのようなヘッダピンはあるものの、ケーブルは付属しておりません。お詫びして訂正させて頂きます(12/13)。
□Rampage IV Extreme(ASUSTeK Computer/ユニティ)
http://www.asus.com/Motherboards/Intel_Socket_2011/Rampage_IV_Extreme/
http://www.unitycorp.co.jp/asus/motherboard/intel/lga2011/rampage4extreme/□関連記事
【2011年12月8日】KOOLANCE MB-ASR4E(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111210/ni_cmbasr4e.html
【2011年11月14日】ASUS、Intel X79搭載のマザーボード3シリーズ(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111114_490829.htmlASUS Rampage IV Extreme