CPUを手軽に着脱できるという「Intel推奨」（ショップ）の取り付け工具がPC DIY SHOP FreeTで販売されている。CPU着脱時のソケット側ピン破損を防いだり、静電気対策に有効だという。

　同店オリジナルの製品で、製品名は「2011TOOLKIT」と「115xTOOLKIT」。それぞれLGA2011とLGA1155/LGA1156に対応している。

　実売価格は2,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

CPUと工具の間には隙間がある	器具の裏面

　CPUをマザーボードに装着する際は、まず、台座の上にCPUを置く。その後、その上に工具本体を置いてボタン部分を押すとCPUを拾えるので、CPUソケットの上まで運び設置。その後、ボタンを押すとCPUが外れて設置が完了する、という寸法。CPUの取り外しも逆の手順で行える。

　面白いのは、ツールがグリス部分に触れないため、グリスを塗ったままでも着脱できることと、向きを間違えることが無いよう、台座とボタンの双方に「▲」マークがついていること。これらのマークとCPUの「▲」マークを合わせて作業することで、確実な装着が行える。

　「1回の装着のために3千円」というのは手が出しにくいが、安全面を考えると、繰り返し着脱するような場合は有効そう。CPUのテストをする向きなどにはよさそうだ。

(1)マザーボードの上でボタンを押下	(2)工具ごと取り外し	(3)台座まで移動
(4)台座まで移動(2)	(5)傾けた程度では落ちない	(6)台座に置いてボタンを押下
(7)工具を取り外し	(8)取り外し完了

115xTOOLKIT

[撮影協力:PC DIY SHOP FreeT]