SAMSUNG製スマートフォンの最新モデル「GALAXY S III」の海外版。直輸入で、国内モデルと違い、クアッドコアCPUを搭載している。 GALAXY S IIIはGALAXY Sシリーズの最新モデルで、同シリーズとしては3代目。OSはAndroid 4.0で、今回入荷した海外モデルではCortex-A9ベースの同社製クアッドコアSoC「Exynos 4 Quad」(クロック1.4GHz)をCPUに採用している。 ディスプレイは4.8インチの有機EL(HD Super AMOLED/1,280×720ドット)で、ストレージ容量は16GB、本体サイズは136.6×70.6×8.6mm、重量は133g。 入荷モデルの主な内蔵デバイスは8メガピクセル背面カメラ、1.9メガピクセル前面カメラ、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n、HT40)、Bluetooth 4.0、GPS、NFC、microSDカードスロット(最大64GB)。 サポートする通信方式は2.5G(GSM/GPRS/EDGE 850/900/1,800/1,900MHz)、3G(HSPA+ 850/900/1,900/2,100MHz)。4Gについては「発売国により異なる」(SAMSUNG)とされており、今回のモデルがLTEに対応しているかどうかも不明。 ユニークなのは、前面カメラでユーザーの目を識別することで自動的にディスプレイの明るさを調節するという機能「Smart stay」を備える点。電子書籍を読んだり、Webブラウジングしたりなど、ユーザーのスマートフォンの使い方にあわせて、自動的にディスプレイを点灯させ続けたりするという。 なお、NTTドコモ版として6〜7月に発売される国内モデル「GALAXY S III SC-06D」は、CPUとしてデュアルコアのQualcomm製「MSM8960」(1.5GHz)を搭載。NFCの代わりにおサイフケータイを搭載することや、ワンセグやエリアメールを利用できる点、そしてXiへの対応が謳われている点などが海外版との主な相違点となる。 GALAXY S III用の液晶保護シートも同時に発売されている。 □関連記事 【2012年5月16日】使い勝手を刷新、FeliCaにも対応した「GALAXY S III SC-06D」(ケータイ Watch) http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120516_532910.html 【2012年5月4日】サムスン、「GALAXY S III」を発表(ケータイ Watch) http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120504_530868.html 【2012年4月27日】Samsung、クアッドコアARM SoC「Exynos 4 Quad」を発表(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120427_529852.html 【2012年2月11日】「GALAXY S II HD」が直輸入、国内未発売の高解像度品 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120211/etc_samsung.html 【2011年10月19日】グーグル、「Android 4.0」を発表(ケータイ Watch) http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20111019_484753.html
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