「NASに最適」というWestern Digital製3.5インチHDD「WD Red」。容量は1TB、2TB、3TBの3モデル。 WD RedはNAS向けに特別設計したという6Gbps SATA HDD。複数台(最大5台)を組み合わせての使用や、24時間稼動を想定した設計を行ない、信頼性も高めたという。 信頼性については、独自技術の「NASware」を採用することで、RAID環境でのエラー発生時にRAIDからのHDD脱落を抑えたり、突然の電力損失時におけるデータ損失を抑えたりできるとしている。MTBF(平均故障間隔)は1百万時間で、標準のデスクトップPC用HDDより35%向上したという。 また、大幅な消費電力の削減と、発熱の低下も実現したとしている。 このほか、WD Redユーザーが利用できる24時間体制の無料電話サポート(Toll Free)が用意されているのも特徴。ただし、日本からは国際電話を使う必要があり、対応言語は英語とされている。 キャッシュ容量は64MB。内部転送速度は1TBモデルが150MB/s、3TB/2TBモデルが145MB/s。リード/ライト時の平均消費電力は1TBモデルが3.7W、3TB/2TBモデルが4.4W。シークモードの平均動作音量は1TBモデルが22dB、3TB/2TBモデルが24dB。
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