【 2012年10月3日 】
ニセiPhoneに「4GS」登場、裏面はiPhone 5風


GOOPHONE 4GS

 iPhone 4にそっくりなAndroidスマートフォンに新モデルが登場、aPad専門店ブロックE2-[c3])で「GOOPHONE 4GS」が発売された。裏面のデザインはiPhone 5もイメージさせる。

 実売価格は18,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと/期間限定価格)。


●サイズはiPhone 4互換、裏面はiPhone 5風
 製品名は「4GS」


裏面

ホーム画面

白色モデルの裏面

設定画面

ホワイトモデルとブラックモデル

底部にはDockコネクタ風コネクタがある

イヤホンコネクタは上部にあり

左はiPhone 4

左はiPhone 4
 iPhone 4風のAndroidスマートフォンとしては、当初は裏面にAppleロゴがあしらわれ「ニセiPhone 4」として話題になった「GOOAPPLE 3G」があるが、今回のGOOPHONE 4GSはそのスペックアップモデルとも呼べそうな製品。

 GOOAPPLE 3Gと比較すると、CPUがクロックの600MHzのMSM7227から「650MHz+350MHz」(同店)というMTK6573に、ディスプレイ解像度が320×480ドットから960×640ドットにそれぞれ向上。バッテリー容量も1,050mAhから1,350mAhに増加した。

 そして、各ボタンなどの位置や本体サイズはiPhone 4に沿ったもので、無保証だがiPhone 4用クリアケースが流用できるのが確認できた。

 一方、裏面のデザインは、ツートンカラーにHoneycombロゴをあしらったもので、どことなくiPhone 5風。ただし、搭載OSはAndroid 3.0(Honeycomb)ではなくAndroid 2.3。

 ホーム画面のUIや一部のアプリもiPhone風で、特に電卓アプリと設定画面はiOS版にそっくり。このほか、「Itunes」というアプリや地図アプリもインストールされていたが、中国語のアプリが起動するのが確認できた。また、マーケットアプリはGoogle PlayとTapnowがインストールされている。

 メモリ容量はRAM 512MB、ROM 512MB。主な搭載機能は無線LAN、Bluetooth、GPS、USB、リアカメラ(8メガピクセル)、フロントカメラ(1.3メガピクセル)。

 ただし、同店は「電波法を順守していない端末のため、通信機器として国内で使用できない」としているので要注意。ちなみに、対応通信規格としてはGSM 850MHz、WCDMA、EDGE 850/900/1,800/1,900MHz、UMTS/HSDPA 850/1,900/2,100MHzが挙げられている。SIMカードはmicroSIM対応(前出のスペックは同店によるものも含む)。

※対応SIMに関するショップの告知が変更されたため、対応SIMを「microSIM」に修正しました。(10/5)


●「ニセiPhone 5」が登場する可能性も?

 ちなみに、パッケージの一部には「GOOPHONE Y 5」なる文字も書かれているが、「今回入荷した製品は"4GS"なので、なぜこの箱に入ってきたのかは不明」(ショップ)とか。

 名前から推測すると、今後、「ニセiPhone 5」が登場する可能性もありそうだ。


□GOOPHONE 4GS(GooPhone)
http://www.goophone.com/html/goophone4gs/
□aPad専門店による製品情報
http://shop.apadjp.com/products/detail.php?product_id=281

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GOOPHONE 4GS

[撮影協力:aPad専門店ブロックE2-[c3])]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。