今週見つけた新製品

製品ジャンル:モバイルアクセサリー

Cerevo SmartTrigger

  • このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
    この価格で販売されることを保証するものではありません。
    実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
  • 特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。
価格(円)ショップ備考
メーカー/製品名

CerevoSmartTrigger

  • iPhone向けBluetooth 4.0対応リモコン
7,480オリオスペック
写真
写真
写真
写真
写真
写真

  iPhone 5などのiOS端末で、一眼レフカメラなどのシャッターが切れるBluetooth 4.0接続のアダプタ。メーカーはCerevo。

 この製品をカメラのレリーズ端子に接続、iPhoneからBluetooth 4.0(Bluetooth LowEnergy)経由で制御するという仕組み。シャッター操作には専用アプリ「SmartTrigger App」を使用し、iPhoneの画面をタッチするだけでシャッターを切ることができる。

 アプリには、タイマー撮影機能や、指定間隔で連続撮影する「タイムラプス」機能も搭載。ユニークなのは、加速度センサーに反応してシャッターを切る「ジャンプ撮影」機能で、iPhoneをポケットに入れて飛び上がることで、ジャンプした瞬間の映像を撮影できる。加速度センサーの感度や細かなタイミングも調整でき、「ジャンプの頂点ちょうど」や「頂点からちょっと下がった時」など、変わった調整も行える。通常のタイマーなどと違い、デジカメのプレビューをこちら側に向けておけば、その場で「もう一枚」ができるのも面白い。

 なお、アプリではシャッター操作のみ可能で、ピントあわせや映像のプレビューなどはできない。

 対応カメラメーカーはオリンパス、キヤノン、ソニー、ニコン、パナソニック、ペンタックス。各機種の対応状況は、同社Webサイトに掲載されている。

 なお、カメラと接続するためのレリーズケーブルは別売り。オリンパス、キヤノン、ニコンなどメーカー別ケーブルのほか、リモコン対応カメラ向けの「赤外線レリーズケーブル(CDP-STC-IR)」が用意されている。オリオスペックでは「キヤノン用タイプE3ならびにペンタックス用(CDP-STC-E3PE)」と、「パナソニックタイプ(CDP-STC-PA)」が販売されている。

 また、Webサイトでは、SmartTrigger用アプリを自作するための開発者向け情報も公開。サンプルアプリもダウンロード可能。これについてはシャッター連動以外もできるようになっているそう。レリーズ端子にデジカメ以外の機器を接続して制御したり、SmartTriggerにあるボタンをiPhoneで検出、ボタン押下で何かするようなアプリも作れるという。

 本体サイズは幅63×高さ31.6×奥行き12.6mm、重量は20g(電池を除く)。電源は単4形電池1本(別売り)。Bluetooth LowEnergyを採用したデバイスのため、バッテリー持続時間はかなり長く、eneloop(750mAh)使用時で1万7千回(赤外線ケーブル使用時)〜3万回(ケーブル接続時)のシャッターが切れるとされている。

 対応端末はiPhone 5/4S、第4/第3世代iPad、iPad mini、第5世代iPod touch。対応OSはiOS 6.1以降。Android端末に関しては「現時点ではOSの制限で対応できないが、将来的には対応したい」(Cerevo)としている。

[撮影協力:オリオスペック]