今週見つけた主な新製品　(2013年4月20日)

　 CORSAIRのDDR3メモリ「Dominator Platinum」向けのドレスアップパーツ。

　Dominator Platinumに標準搭載されているドレスアップパーツの替わりに装着する交換用パーツで、上面部分にイルミネーションレンズを備える点が特徴。イルミネーションレンズ部分のパーツはホワイトとブルーの2色が付属しており、ユーザーが選択可能。パッケージはメモリ2本分のパーツが1セットになっている。

　ドレスアップパーツ単体とは別に、DDR3-1600対応4GB×2枚セット「CMD8GX3M2A1600C9」とドレスアップパーツがセットになったモデルも発売されている。

　 H61を搭載したGIGABYTE製microATXマザーボードの新モデル。

　主な搭載デバイスは、VGA/DVI/HDMI出力、1000Base-T LAN、USB 3.0、7.1chサウンドなど。

　 メモリ容量4GB/オーバークロック仕様のGeForce GTX 680ビデオカード。メーカーはInnoVISIONで、搭載クーラーは3連ファン仕様。

　ベンチマークソフト「3DMark Advanced Edition」やマウスパッドなどが付属している。

　 ELSA製GeForce GT 640ビデオカードの新モデル。搭載メモリはDDR3 2GBで、LowProfile対応。

　 オーバークロック仕様のRadeon HD 7790ビデオカード。メーカーはGIGABYTEで、搭載メモリはGDDR5 2GB。

　 Zowie Gearのゲーム向けヘッドセット。

　アナログ接続タイプの製品で、イヤーカップは密閉型。

　 40基ものHDDが接続できる6Gbps SATAカード。メーカーはHighPointで、RAID機能は非搭載。

　この製品は、40基の6Gbps SATAポートが増設できるPCI Express 2.0 x8接続のインターフェイスカード。全40ポートに4TB HDDを接続した場合、160TBの巨大ストレージの構築が可能とされている。

　多数のSATAポートが使用できるカードとしては、32基の3Gbps SATAポートを持つ同社「DC7280」もあるが、今回の製品はそれを上回るスペック。また、オリオスペックによると、「UEFIマザーにも対応している」という。

　基板には、Marvell製コントローラ「88SE9485」や、8個のポートマルチプライヤー「88SM9715」、10基のmini-SASポートが搭載。88SM9715は基板の表裏に計8個搭載されている。

　mini-SASポート1基あたり4基のSATAデバイスが接続可能。160TBストレージ（4TB HDD×40）を構築するには、10本のファンアウトケーブルが必要。また、ホットプラグ、ホットスワップもサポートする。

　対応OSはWindows 8/7/Server 2012/Server 2008 R2、Linux（Ubuntu、SUSE Linux Enterprise Server、Red Hat Enterprise Linux、Fedora他）、FreeBSD。国内代理店のディラックによれば、カードサイズは198.1×125.2mm。

　 Mini PCIeカードタイプのSDカードスロット増設アダプタ。発売元は上海問屋。

　SDXCカードも対応で、「UHS-I規格のものも利用できる」(上海問屋)という。

　 「世界最速クラス」をうたうCFカード。メーカーは東芝で、容量は32GBと64GB。

　1,066倍速をうたうモデルで、公称値はリード150MB/s、ライト95MB/s。転送規格はUDMA 7をサポートしている。ファイルフォーマットはFAT32。

　今回入荷したのは海外向けパッケージの製品で、日本の国内でのメーカーサポートは受けられない旨が記載されている。

　 ボイスレコーダー機能を備えたUSBメモリ。容量は4GB。

　録音ファイルはWAV(128Kbps)形式で記録され、約70時間の録音が可能。

　 SAMSUNGのAndroid搭載端末「GALAXY Note」の8インチ版。海外からの直輸入品で、販売されているのはストレージ16GB/Wi-Fi版のホワイトモデル。

　この製品は、8インチディスプレイ（1,280×800ドット）やAndroid 4.1などを搭載したタブレット型端末。

　従来のGALAXY Noteシリーズと同様、スタイラスの「S Pen」でも操作できるのが特徴で、この製品ではNote IIより太いS Penが採用されている。

　使用感については、Mobile World Congress 2013を取材したケータイ Watchによると、「S Penの軸が太く書きやすく、また画面が大きくこれまでより安定した手描き入力が行える印象」という。また、S Penによるメニュー・バックボタンの操作も可能になっている。

　搭載CPUはクアッドコアのSamsung Exynos 4412（クロック1.6GHz）。メモリ容量は2GB、ストレージ容量は16GBまたは32GB。CPUとメモリ容量のスペックはNote IIと同じ。

　Wi-Fi版の主なスペックは、本体サイズが210.8×135.9×7.95mm、重量が340g、搭載機能が無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n）、Wi-Fi Direct、ALLShare Cast、Bluetooth 4.0、USB 2.0、microSDカードスロット（最大64GB）、メインカメラ（5メガピクセル）、サブカメラ（1.3メガピクセル）、S-GPS、Glonassなど。

　 AKARTブランドの7インチタブレット。

　液晶の解像度は800×480ピクセル。搭載CPUはA13 1.2GHz(Cortex A8 3D acceleration)、メモリはDDR3 512MB、ストレージ容量は4GB。搭載OSはAndroid 4.0。

　 iPad向けBluetoothキーボード一体型カバーケースの新モデル。

　カバーはアルミ製。

　 着脱可能なBluetoothキーボードを搭載したiPad mini用ケース。

　 Nexus 7用のBluetoothキーボード一体型ケース。

　 レンズ交換に対応したクリップ固定式のスマートフォン向けレンズ。レンズは広角＆マクロと、魚眼の2つが付属している。

　 小型無線機のマイク風デザインのスマートフォン向けマイクスピーカー。

　 スマートフォンに一体化できる大型マイク。指向性をウリとしたモデルで、中国製のノーブランド品。

この製品は、スマートフォンに装着することを前提とした指向性マイク。マイク端子付近にあるダイヤルを調節することで、スマートフォンの厚さにあわせて固定できる。

　指向性については、広範囲タイプの「Directional」と、集中タイプの「Super-Directional」の2つのモードを備え、本体側面のスイッチで切り替えられる。また、衝撃などによる雑音を防ぐショックマウントも備えているという。電源には単4形電池（本数不明）を使用する。

　なお、同様のデザインで、名称も同じ製品「LiveAction Mic（iPhone 対応指向性マイク）」（型番F8Z818eb）がBelkinから発売されている。Belkin製品には本体に同社のロゴがあるが、今回の製品にはロゴはなし。今回の製品がBelkin製品のOEM品なのかなど、両者の関係は不明。

　 iPad向けの防水ケース。メーカーはミヨシ。

　防水規格はIPX8準拠で、「お風呂での読書や動画鑑賞、キッチンでのWEB閲覧にも最適」(メーカー)という。

　 内蔵電池の充電とスマートフォンの充電が同時にできるソニー製のモバイルバッテリー。容量は10,000mAh。

　USBポート×2で合計3.6A出力が可能な製品で、「内蔵電池はソニー製のリチウムイオンポリマータイプ」(パッケージ)とうたわれている。

　 単三電池×2本を利用してUSB機器の充電ができるスティック型モバイルバッテリーの新モデル。SilverStoneが立ち上げたブランド「Teratrend」の製品で、出力は5V/500mA。

　 180度のパノラマ撮影に対応したドライブレコーダーの新モデル。メーカーはルックイーストで、解像度は「1080p(1,920×540ピクセル)対応」(メーカー)とされている。

　 　IEEE 802.11ac(ドラフト)準拠のUSB子機。メーカーはアイ・オー・データで、最大867Mbpsの通信に対応している。

　同規格に準拠した製品としては、いわゆる「親機」の無線ルータのみが発売されており、「子機」としてはこれが初。

　この製品は2本のアンテナを搭載、最大867Mbpsに対応するUSB 3.0対応の無線LANアダプタ。11acの対応ルータは、バッファローの802.11acルータ「WZR-1750DHP」（アンテナ3本）など最大1,300Mbpsに対応する製品もあるが、その上限速度には対応できないことになる。

　興味深いのは、802.11acの高速転送を実現するために、USB 3.0環境での利用が推奨されている点。

　これは、この製品の最大速度（867Mbps）がUSB 2.0インターフェイスの最大速度（480Mbps）を上回るためで、同社は「USB 2.0/1.1ではスピード性能を最大限に発揮できない場合がある」としている。また、OSにも注意が必要で、「Windows XP環境ではUSB 2.0接続となる」（同社）という。

　本体サイズ（約）は幅32×奥行き101×高さ14.2mm、重量は約30g。本体表面には薄型の可動アンテナが装備されており、90度まで角度を変えられる。IEEE 802.11nモードでの最大対応速度は300Mbps。対応OSはWindows 8/7/Vista/XP。

　 “掴み持ち”に最適というZowie Gearのゲーミングマウス。マウスの持ち方は、「掴み持ち」「つまみ持ち」「かぶせ持ち」などが知られているが、特定の持ちかたにフォーカスした製品、というのは珍しい。

　FKは、光学センサーを内蔵したUSB接続のゲーム向けマウス。同社の従来モデル「AM」シリーズをベースに、マウスを手でつかんで操作するスタイル（claw-grip）にあわせたデザイン変更がなされている。

　特徴的なのは、本体を奥（ケーブル側）から見たときの断面形状。AMシリーズが台形だったのに対し、FKは上から下に向かって幅が狭まる“逆台形”で、マウスを両側からつかんで持ち上げる動作がしやすくなっている。

　サイズはゲーム向けマウスとしては小ぶり。同社によれば「手の小さなゲーマーなら、かぶせ持ち（palm-grip）が向いている」という。

　また、代理店のマスタードシードによれば、本体表面にはAMシリーズより品質の高いラバーコーティングを施しているという。

　左右対称デザインや、「右利きモード」「左利きモード」を備える点はAMシリーズと同様。サイドボタンは左右両側にあるが、例えば右利きモードの場合は、左側のボタンのみが有効になる。

　マスタードシードによれば、搭載センサーはゲーム向けのAvago製「ADNS-3090」で、センサー解像度は450/1,150/2,300dpiの3段階に設定が可能。ポーリングレートは125/500/1,000Hzの3段階に設定できる。USBケーブル長は2m。

　ちなみに、実機を触ったショップでは「“つまみ持ち”でもしっくり来る」という声が多い。持ち方にこだわった製品、ということで一度触ってみるのも面白そうだ。ツクモDOS/Vパソコン館やパソコンショップ アークでは、店頭で自由に触れる状態だ。

　 ロジクール製トラックボールの新モデル。インターフェイスはUSB、PS/2両対応。

　 モンスターハンター フロンティア オンライン向けのゲームパッド。メーカーは日本マイクロソフト。

　ゲーム内で利用できる武器やアイテムのイベントコードが付属している。

　 Thermaltakeのトップフロー型CPUクーラー。

　対応ソケットはLGA 2011/1150/1155/775、Socket AM3+/FM2など。ヒートパイプ直接接地型で、搭載ファンの回転数は800〜1,800rpm。

　 5インチベイ2段に内蔵できるThermaltake製の水冷キット。

　5インチベイ搭載部分にポンプやリザーバタンク、ラジエータなどが一体化されたモデルで、対応CPUソケットはLGA2011/1155/775/Socket AM3+/FM2など。

　 「植物性エキスベースで毒性が低い」(ショップ)という水冷用クーラント。メーカーはMayhems。

　「植物性エキスをベースとしているため生分解性があり、プロピレングリコールよりも低い毒性」(ショップ)という。

　本体は稀釈タイプで、2リットルの精製水で稀釈して使用するもの。今回入荷したカラーはUV仕様の製品で、オイルブラック、ブラッドレッド、クリアブルー、ブルーの4色が発売されている。

　 Linuxがプリインストールされた、ピノーのファンレス小型サーバ「サバ太郎」の上位モデル。搭載OSはDebian 6.0.6。

　カラフルな本体カラーが目を引く製品で、下位モデル(本体色がイエロー)は先週発売済み。

　今回発売されたのは上位のレッドモデル、ブルーモデルで、下位モデルと比べて搭載CPUやメモリなどが強化されている。具体的には、搭載CPUがAtom N2600→N2800に、メモリが2GB(DDR3 800)→4GB(DDR3 1066)となり、レッドモデルについてはHDDベイも用意されている(320GB HDDも搭載されている)。なお、レッドモデルのみ若干サイズが大きくなっている。

　それ以外の仕様はほぼ共通。搭載チップセットはNM70で、搭載デバイスはデュアル1000Base-T LAN、HDMI出力、2基のUSB 2.0などを備える。

　 上下に熱源を分散した「ダブルデッキ構造」採用のアビー製Mini-ITXケースの新モデル。カラーはホワイトとブラックの2色。

　上部分がマザーボードや拡張カードの搭載スペース、下部分が電源やストレージの搭載スペースになっている製品で、「熱源を分けることで、システムの安定稼働に寄与している」(メーカー)という。

　本体はキューブ形状で、搭載ベイは5インチ×1、3.5インチシャドウ×1、2.5インチシャドウ×2(うち一つは3.5インチシャドウと共用)を備えている。

　電源は別売りで、ATX電源が搭載可能。

　 前面に14cmファンを1基、上面に12cmファンを1基備えたMini-ITXケース。メーカーはLIAN-LIで、カラーはシルバーとブラックの2色が発売されている。

　搭載ベイは5インチ×1と3.5インチシャドウ×6を備え、3.5インチシャドウのうち3つは2.5インチドライブが装着可能。

　電源は別売りで、ATX電源が搭載できる。

　 HDMI入力を備えた7インチディスプレイ。発売元は上海問屋。

　ディスプレイ解像度は800×480ドットで、付属ケーブルを利用することでコンポジットやVGA入力にも対応する。

　車載向けの製品とされており、シガーソケットからの給電にも対応している。

　 USB 3.0ケーブルを5m延長するリピーターケーブル。発売元は上海問屋。

　 シガーソケットを2口に分岐し、さらにUSBポート×2を利用できるUSB給電アダプタ。USBポートは最大1A出力が可能。