今週見つけた主な新製品　(2013年11月23日)

　 Thunderboltポートを2つ備えたZ87搭載のATXマザーボード。メーカーはASRock。

　Thunderbolt以外の主な搭載デバイスは、DisplayPort/HDMI/VGA出力、HDMI入力、7.1chサウンド、1000Base-T LAN、eSATAなど。

　 「Ivy Bridge-Eに最適化されている」(メーカー)というASUSのゲーム/OC向けLGA2011マザーボード。

　この製品は、Intel X79 Expressチップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA2011マザーボードで、オーバークロッカー/ゲーマー向けをうたう同社のLGA2011マザーとしては、昨年2月に登場した「Rampage IV GENE」以来の新製品。

　今回の製品では、TIの「NexFET MOSFET」などを用いた電源回路「Extreme Engine Digi+ III」（CPU 8フェーズ＋VCCSA 3フェーズ＋DRAM 2＋2フェーズ）や、S/N比120dBをうたうゲーマー向けオーディオ機能「SupremeFX Black」などが搭載。

　SupremeFX Blackでは、EMIシールドのほか、ハイエンドオーディオ機器での採用例もあるCirrus Logic製DAC「CS4398」、TI製ヘッドホンアンプチップ「TPA6120A2」などを用いているという。

　また、LGA1150マザーの「MAXIMUS VI EXTREME」でも採用されていた外部OCコントローラのOC Panelも付属。2.6インチの液晶ディスプレイや、十字に配置された操作ボタンなどを備え、単体で温度の確認やクロックの調節などができるほか、付属のベイパネルを用いてPCケースの5インチベイに装着することもできる。

　OCに関しては液体窒素冷却にも対応するとアピール。同社によれば、既にCore i7-4820K（通常クロック3.7GHz）を6,943MHzまで、G.Skill製クアッドチャンネルDDR3メモリキットを4,072MHzまで、それぞれOCした実績を持つという。

　スロット数はPCI Express x16×4（4-Way SLI/4-Way CrossFireXサポート）、PCI Express x1×2、DIMM×8（最大64GB）。主な搭載機能・インターフェイスは1000Base-T LAN（Intel 82579V）、Bluetooth 4.0、6Gbps SATA（6ポート）、6Gbps eSATA（2ポート）、USB 3.0（I/Oパネル部6ポート、ピンヘッダ2ポート）、8chサウンド（SupremeFX Black）。

　 Battlefield 4をダウンロードできるクーポンが付属したRadeon R9 290Xビデオカード。メーカーはSAPPHIREで、搭載メモリはGDDR5 4GB。

　 Raden R9 290を搭載したMSI製のビデオカード。リファンレンスモデルと見られるもので、搭載メモリはGDDR5 4GB。

　 Radeon R9シリーズの最下位モデル「Radeon R9 270」を搭載したビデオカード。メーカーはSAPPHIRE。

　Radeon R9 270はR9 270Xの下位モデルで、R9シリーズでは現時点で最下位のモデル。

　R9 270Xとの主な違いはコアクロックで、R9 270Xが最大1.05GHzなのに対し、R9 270は最大925MHzと低く、最大メモリ容量も2GBに半減している。対応メモリは変わらずGDDR5（256bit）。

　ただし、外部電源端子の数は、R9 270Xは6ピン2基だが、R9 270は6ピン1基で、電源ユニットに要求されるスペックが低いのはメリットと言える。

　SP数1,280、メモリクロック1,400MHz（データレート5,600MHz）といったスペックのほか、DirectX 11.2やAMD独自のゲーム用API「Mantle」などをサポートする点はR9 270Xと同じ。

　SAPPHIREのモデルはオーバークロック仕様になっており、動作クロックはコア920MHz(ブースト時945MHz)/メモリ5,600MHz。搭載メモリはGDDR5 2GB。

　Battlefield 4のダウンロードクーポンが同梱された限定版も発売されている。

　 Radeon R9シリーズの最下位モデル「Radeon R9 270」搭載ビデオカード。メーカーはGIGABYTE。

　Radeon R9 270はR9 270Xの下位モデルで、R9シリーズでは現時点で最下位のモデル。

　R9 270Xとの主な違いはコアクロックで、R9 270Xが最大1.05GHzなのに対し、R9 270は最大925MHzと低く、最大メモリ容量も2GBに半減している。対応メモリは変わらずGDDR5（256bit）。

　ただし、外部電源端子の数は、R9 270Xは6ピン2基だが、R9 270は6ピン1基で、電源ユニットに要求されるスペックが低いのはメリットと言える。

　SP数1,280、メモリクロック1,400MHz（データレート5,600MHz）といったスペックのほか、DirectX 11.2やAMD独自のゲーム用API「Mantle」などをサポートする点はR9 270Xと同じ。

　GIGABYTEのモデルはオーバークロック仕様になっており、動作クロックはコア950MHz(ブースト時975MHz)/メモリ5,600MHz。搭載メモリはGDDR5 2GB。なお、GIGABYTE製モデルの電源コネクタは6ピン×2基で、リファレンスデザインとは異なる。

　 LowProfile対応のRadeon R7 240ビデオカード。メーカーはMSIで、クーラーは隣接スロットを占有するタイプ。

　搭載メモリはDDR3 2GB。

　 MSI製のGeForce GTX 780 Tiビデオカード。リファンレンスモデルと見られるもので、搭載メモリはGDDR5 3GB。

　 4GBのGDDR5メモリを搭載したELSA製のGeForce GTX 760ビデオカード。搭載クーラーは同社オリジナルの「S.A.C」。

　 スクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」が付属する特別版のGeForce GTX 760ビデオカード。メーカーはGIGABYTE。

　製品にはゲームのクライアントソフトの無料ダウンロード権（レジストレーションコードと交換できるクーポンコード）と、30日の無料プレイ権が付属している。クーポンコードの利用期限は2015年3月31日（火）。

　GIGABYTEのモデルはオーバークロック仕様の製品で、動作クロックはコア1,085MHz(ブースト時1,150MHz)/メモリ6,008MHz。搭載メモリはGDDR5 2GB。

　 スクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」が付属する特別版のGeForce GTX 760/660ビデオカード。メーカーはPalit Microsystems。

　製品にはゲームのクライアントソフトの無料ダウンロード権（レジストレーションコードと交換できるクーポンコード）と、30日の無料プレイ権が付属している。クーポンコードの利用期限は2015年3月31日（火）。

　Palitのモデルはオーバークロック仕様の製品で、動作クロックはGTX 760搭載品がコア1,072MHz(ブースト時1,137MHz)/メモリ6,200MHzで、GTX 660搭載品がコア1,006MHz(ブースト時1,072MHz)/メモリ6,108MHz。両製品とも搭載メモリはGDDR5 2GB。

　 アナログ接続、USB接続両対応のCreative製ゲーミングヘッドセット。

　アナログ接続は4極対応。また、USB接続で使用する際は付属の変換アダプタを利用する。

　 SanDisk製mSATA-SSDの容量128GBモデル。

　同社のX110シリーズに属するモデルで、転送速度は「リード505MB/s・ライト445MB/s」(ショップ)とされている。

　容量64GB/256GBモデルは先々週に発売済み。

　 ドライバーレスで2台の2.5インチSSD/HDDを固定できる3.5インチベイ搭載型マウンタ。メーカーはICYDOCK。

　なお、ケースにマウンタを止める場合ネジ止めが必要となる。

　 mSATA-SSD用の小型外付けケース。発売元はルートアールで、接続はUSB 3.0。

　本体はmSATA-SSDを二回りほど大きくしたサイズで、これまで発売されたmSATA-SSD用外付けケースの中では比較的小型。具体的な本体サイズは、長さ73×幅41×13mm。

　 2枚のmicroSDXCカードをコンパクトフラッシュとして利用するための変換アダプタ。

　 消費電力の低さなどをウリとするIGZO液晶パネルを採用したASUSのキーボード着脱式Androidタブレット。

　この製品は、専用のバッテリー内蔵キーボードドックが着脱可能な同社のタブレット「TF」シリーズの新モデル。

　昨年登場した前モデルのTF700Tとの比較では、搭載CPUがTegra 3→Tegra 4、メモリ容量が1GB→2GBとスペックアップしたほか、ディスプレイサイズは変わらず10.1インチで、解像度が1,920×1,200ドット→2,560×1,600ドットと高精細化。さらに、外部ディスプレイ接続時は4K解像度での出力が可能とされている。

　ディスプレイには、高精細化に加え省電力性も高めたというシャープのIGZO技術が新たに採用。TF701Tのバッテリー動作時間も延びており、タブレット単体時で9.5時間→13時間、キーボードドック装着時で14時間→17時間となった。

　なお、内蔵カメラの画素数は、リア800万/フロント200万→リア500万/フロント120万とダウン。専用の充電端子の形状も、TF700Tまでのものとは変更されているのも要注意。

　搭載OSはAndroid 4.2。ストレージ容量は32GB。本体サイズと重量は、タブレットのみが幅263×奥行き180.8×高さ8.9mm/585g、キーボードドック装着時が幅263×奥行き180.8×高さ16.5〜18.9mm/1,135g。

　タブレットが搭載する主なインターフェイス・機能は無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n）、Bluetooth 3.0、Micro HDMI、microSDカードスロット。キーボードドックにはUSB 3.0ポートとSDカードスロットが装備されている。

　 GALAXY Tab 3 8.0のLTE対応モデル。入荷したのは海外直輸入品でSIMロックフリーモデル。

　主な仕様は、ディスプレイ解像度が1,280×800ドット、搭載CPUがデュアルコアの1.5GHz動作品、メモリ容量が1.5GB、ストレージ容量が16GBなど。

　メーカーサイトによると、LETの対応周波数はFDD-LTE(800/850/900/1800/2100/2600MHz)とされている。

　 MSI製7インチタブレットの新モデル。搭載OSはAndroid 4.2。

　主な仕様は、ディスプレイ解像度が1,024×768ピクセル、搭載CPUがAllwinner A20 1GHz動作品(デュアルコア)、搭載メモリがDDR 1GB、ストレージ容量が16GBなど。

　 スマートフォンを装着できるゲームコントローラーの新モデル。

　本体はXbox 360用コントローラ風のデザインとなっており、アナログパッド×2や十字キー、カラフルなA/B/X/Yボタンなどを備えている。

　スマートフォンを固定するクリップは本体中央部にあり、クリップを起こすことで携帯ゲーム機のようなスタイルで操作ができる。ちなみに、店頭で試したところ、6.4インチサイズの大型スマートフォン「Xperia Z Ultra」を装着することもできた。

　スマートフォンとの通信はBluetoothで行う仕組み。

　 SamsungのGALAXYシリーズと連携して使用できる腕時計型デバイス「GALAXY Gear」の海外直輸入品。入荷したのはライムグリーンモデル。

　海外版ならではのメリットは不明。

　 GALAXY Note 3用の大容量バッテリー。

　容量6,500mAhモデルと3,350mAhモデルの2タイプが発売されており、前者は利用時に付属のケースを装着する必要がある。

　ケースは背面にスタンドを備え、カラーはホワイトとブラックの2色がラインナップされている。

　 普通のスマートフォンをワイヤレス充電できるようにするmicro USB接続のQi受電アダプタ。

　別売りのQi送電パッドと組み合わせてスマートフォンなどをワイヤレス充電できるようにする製品で、同種の製品は先週、「マイクロUSB向けQi専用アダプター」が発売されている。

　今回の製品はスマートフォンと別々に携帯することを前提としており、使用しないときはケーブルを本体に巻き付けて収納できるようになっている。

　 メガネ型ビデオカメラの新モデル。発売元はサンコー。

　同社のメガネ型ビデオカメラ「ミタマンマメガネ」の新モデルで、「従来モデルよりも画質がアップしている」(ショップ)という。撮影解像度は1,280×720ドット(AVI/30fps)で、映像コーデックにはH.264が採用されている。

　内蔵メモリは非搭載で、最大32GBのmicroSDHCカードに対応している。

　 PWMファン対応の電源延長ケーブル。メーカーはSilverStone。

　 LEDバックライト/CHERRY MXキースイッチ採用の小型キーボード。メーカーはセンチュリー。

　配列は日本語で、接続インターフェイスはUSB。茶軸/黒軸/赤軸/青軸を採用した4モデルが発売されている。

　バックライトには青色LEDが採用されており、輝度は7段階の調整が可能。一部のキー割り当てを変更可能なディップスイッチも搭載している。

　 ガラステーブルの上でも操作できるというロジクール製ワイヤレスマウス「M950」の新パッケージモデル。

　 8cmファン搭載で全高23mmのSilverStone製薄型CPUクーラー。

　対応ソケットはLGA1150/1155/1156で、TDP65WまでのCPUに対応するという。

　 まんが入りの組み立てマニュアルが付属した初心者向けのPCパーツセット。発売元はCFD販売で、AMDのA4-4000ベースの「RAKU-KIT-4000」と、A10-6800Kベースの「RAKU-KIT-6800」が発売されている。

　これらキットは、Socket FM2プラットフォームのPCを自作するためのパーツをセットにしたもの。パーツはCPU、microATXマザーボード、メモリ、ATX電源、5インチDVDドライブ、3.5インチHDDの6点で、PCケースとOSは別途用意する。

　また、オリジナルのPC自作マニュアル「はじめてでもできる！ らくらく組立てマニュアル」も付属。マニュアルには、4人家族のキャラクターが登場するマンガが載っているほか、PC自作のメリットや各パーツの役割りなども紹介されている。

　ちなみに、この4人家族はパッケージにも登場しており、以前同社が発売した「らくらくキット」に比べてポップなパッケージデザインになっている。

　 浮遊する光でツリーを表現したUSBクリスマスツリー。発売元はルートアール。

　今回発売されたモデルは、公園の回転遊具を彷彿させる三角の骨組みに、むき出しの細長い基板が装着されているというかなり無骨なデザイン。

　しかし、USBケーブルを接続して電源をONにすると雰囲気が一変。その骨組みが高速で回転、さらに基板表面にあるLEDが輝くことで、浮遊する光によってクリスマスツリーを表現する、という趣向。発光パターンは、7種類用意されており、ツリーの緑の部分が変化するほか、ツリー下部では「Merry Christmas」「HAPPY NEW YEAR」といったメッセージやトナカイ、雪の結晶などの模様も表示される。

　動作中はクリスマスソングのBGMが流れるが、本体底部のスイッチでBGMのON/OFFが可能。パッケージの表示によれば、BGMは8種類あるという。

　本体サイズは直径12.3×高さ19.3mm、重量は約312g。単3形電池3本による給電にも対応する。

　 SATAコネクタの向きなどを変えられるラッチ付き変換アダプタ。

　SATAオス - SATAオス変換タイプ、下L字型変換タイプ、左L字型変換タイプ、右L字型対応の4種類が発売されている。