「8xx」チップセット搭載のサンプル品マザー展示
マザーボード上にシルク印刷されていた型番は「PD82-A」で、Ultra2 SCSI対応コントローラーと100Base-TX対応LANコントローラーがオンボードという豪華仕様のもの。基板全体の色が黒いところが、どことなく高級感を漂わせる。しかし、重要な目玉はほかにあり、なんとこのマザーボードにはRIMMスロットが搭載され、さらにRIMMスロットをDIMMスロットに変換するライザーカードもささっていた。AMRスロットもあり。つまり、これはIntelの新型チップセットを搭載したマザーボードと考えられるのだが、目視ではFW82801AAという型番のIntel製チップが1つだけ確認できたものの、ほかは残念ながらヒートシンクが乗っていたため型番を確認できなかった。なお、ライザーカード上にはFW82805AAという型番のチップが載っていた。
同店によると、これは幕張で行われていたWORLD PC EXPO 99の最終日に展示されていたもので、それを会場からショップに持ち込んで展示したのだという。このまま継続して展示するのかどうかを確認したところ、出版社に貸し出す予定があるので12日(日)からしばらくなくなるとのこと。
残念ながら、展示再開の予定、発売日や価格の予定も現時点では不明。アキバに現れたこの謎のマザーボード、仕様と「8xx」という型番からすると、Intelの新チップセットを搭載している製品であることに間違いはないのだが、今となってはその具体的な型番は確認できない。あとは掲載している写真から自由に想像を…。
□RIOWORKS
http://www.rioworks.com/
[撮影協力:フェイス]
[↑前の記事]: | Windows 98 SE日本語製品版がひっそりと発売に |
[↓次の記事]: | アルミ製PCケースの種類が増加、最高峰は約5万円 |