パワレポ連動企画
Skylake Kで最新PCを組み立ててみよう! その1
~構成紹介とCPUの取り付け~
【ド本命登場!Skylake K(17)】
(2015/9/22 11:35)
こだわりの自作PC専門誌「DOS/V POWER REPORT」の特集をほぼまるごと紹介するこのコーナーでは、「2015年10月号」の第一特集「システム一新でヌルサク環境をこの手に! ド本命登場!Skylake K」を掲載する。
第17回目からはCore i7-6700Kを使った自作PCを作成する手順を紹介していく。まずはパーツの準備とCPUクーラーの取り付けまで、順を追って解説する。
この特集が掲載されているDOS/V POWER REPORT 2015年10月号は全国書店、ネット通販にて8月29日(土)に発売。大本命の新CPUを解説した第一特集のほか、HDDを飲み込む勢いの最新デバイスを紹介する第二特集「NVMe対応モデルが超速い!500GBオーバーの大容量モデルが超安い! とにかく今、SSDが欲しい!!」、新世代メモリを採用した高性能ビデオカード「Radeon R9 Fury X&Furyの実力に迫る!」、興味はあるけど、どうすればいいのか分からないというあなたに実際の乗り換え手順をご紹介!「安くて!速くて!自由に選べる!初めての格安SIM」、光る!回る!!ただのファンでも製品ごとに結構違う「個性いろいろ、選ぶ楽しみ 特選ケースファンギャラリー22」など、特別企画も満載。人気の連載記事、髙橋敏也氏による「髙橋敏也の改造バカ一台」や本Web連載中のAKIBA限定!わがままDIY+の本編「わがままDIY」も掲載だ。
今号の特別付録は「最新ビデオカードカタログ 2015」 AMD Radeon&NVIDIA GeForce搭載の現行製品が勢揃い!
-Skylake Kで最新PCを組み立ててみよう! その1 ~構成紹介とCPUの取り付け~-
Core i7-6700Kを使った
最新自作PCを組み立ててみよう!(1)
ここではSkylake世代のCPU「Core i7-6700K」を使ってPCを1台組み立ててみよう。PCケースやマザーボードには組み立てに必要なネジやケーブルが同梱されている。ユーザーは、基本的には使いやすいプラスドライバーを用意しておけばよい。
今回は内部が広いATX対応PCケースを使うので、組み込み作業は簡単だ。
今回用意したパーツ
CPU
Intel Core i7-6700K
Skylakeアーキテクチャを採用する最新CPUだ。4コア/8スレッド対応で、動作クロックは定格4GHz、Turbo Boost時の最高クロックは4.2GHz。
動作倍率のロックが解除されており、オーバークロックが簡単に行なえる。
マザーボード
ASUSTeK Computer Z170-A
Intel Z170を搭載するATX対応マザーボード。
32Gbpsの帯域をサポートするM.2スロットや、10Gbpsに対応するUSB 3.1ポートを搭載しており、高性能なPCを作れる。
メモリ
Micron Technology Crucial CT2K4G4DFS8213
PC4-17000に対応するDDR4メモリで、4GBモジュールの2枚組。
多くのマザーボードで動作確認が取れており、安心して利用できるメモリの一つだ。
ビデオカード
ASUSTeK Computer STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5
GeForce GTX 960を搭載したビデオカードだ。
ヒートパイプをGPUに密着させ、冷却効率を高めるオリジナルGPUクーラー「DirectCUⅡ」を装備している。負荷が低いときはファンの回転は停止する。
SSD
Micron Technology Crucial BX100 CT500BX100SSD1
シーケンシャルリードは535MB/s、シーケンシャルライトは450MB/sのSerial ATA 3.0対応SSD。
容量が500GB前後のSSDの中では低価格で、売れ筋モデルの一つ。
PCケース
Antec P100 White
前面と背面に12cm角ファンを1基ずつ備えるATX対応PCケースだ。
幅24cmクラスの水冷ラジエータや、長さ31.5cmまでのビデオカード、高さ17cmまでのCPUクーラーに対応するなど、拡張性が高い。
電源ユニット
Enermax Technology Revolution-X't ERX530AWT
出力が530Wで、80PLUS Gold認証を取得した電源ユニットだ。
メイン電源ケーブル、EPS12V電源ケーブル、PCI Express補助電源ケーブルのみ直付けのセミプラグインタイプだ。
CPUクーラー
サイズ 阿修羅
14cm角ファンを備えるサイドフローのCPUクーラーだ。IntelやAMDの各種CPUに対応する。
ヒートシンクがややスリムで、メモリやCPUソケット周辺の部品と干渉しにくい。
カテゴリー | 製品名 | 実売価格 |
---|---|---|
CPU | Intel Core i7-6700K(4GHz) | 50,000円前後 |
マザーボード | ASUSTeK Z170-A(Intel Z170) | 25,000円前後 |
メモリ | Micron Crucial CT2K4G4DFS8213(PC4-17000 DDR4 SDRAM 4GB×2) | 8,000円前後 |
ビデオカード | ASUSTeK STRIX-GTX960-DC2OC-2GD5(GeForce GTX 960) | 27,000円前後 |
SSD | Micron Crucial BX100 CT500BX100SSD1(Serial ATA 3.0、MLC、500GB) | 23,000円前後 |
PCケース | Antec P100 White(ATX) | 12,000円前後 |
電源 | Enermax Revolution-X't ERX530AWT(530W、80PLUS Gold、ATX) | 10,000円前後 |
CPUクーラー | サイズ 阿修羅(14cm角ファン) | 4,500円前後 |
合計159,500円前後 |
step.1 CPUを取り付ける
まずはマザーボードのCPUソケットに、CPUを固定しよう。CPUソケットには無数のピンがあるが、ここにCPUを落とすと、高い確率でマザーボードが破損してしまう。
しかし、今回組み合わせる「Z170-A」などASUSTeKのミドルクラス以上のマザーボードには、CPUをCPUソケット上に落とす事故を起きにくくするアダプタ「CPU Installation Tool」が同梱されている。ここではこのアダプタを使って、安全にCPUを固定する方法を紹介する。
step.2 CPUクーラーを取り付ける
Core i7-6700KにはCPUクーラーが付属しないので、ここではサイズの「阿修羅」を組み込む。阿修羅はIntelのCPUとAMDのCPUの両方に対応するため、付属品が多い。
マニュアルの「Socket LGA775/1155/1156/1366」とあるページで使われている部品だけをあらかじめより分けておくと便利だ。
8. ファンコネクタを接続する
【問い合わせ先】
Intel:0120-868686(インテル)/http://www.intel.co.jp/
ASUSTeK Computer:info@tekwind.co.jp(テックウインド)/http://www.asus.com/jp/
Micron Technology:-/http://jp.crucialproducts.com/
Antec:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)/http://www.antec.com/
Enermax Technology:03-5812-5820(リンクスインターナショナル)/http://www.enermaxjapan.com
サイズ:support@scythe.co.jp /http://www.scythe.co.jp/
[Text by 竹内亮介]
【DOS/V POWER REPORT 2015年10月号は2015年8月29日(土)発売】
★第1特集「システム一新でヌルサク環境をこの手に! ド本命登場!Skylake K」
★第2特集「NVMe対応モデルが超速い!500GBオーバーの大容量モデルが超安い! とにかく今、SSDが欲しい!!」
★特別企画「新世代メモリ“HBM”採用で次のステージへ Radeon R9 Fury X&Furyの実力に迫る!」「安くて!速くて!自由に選べる!初めての格安SIM」「個性いろいろ、選ぶ楽しみ 特選ケースファンギャラリー22」
★連載「最新自作計画」「自作初心者のための[よくある質問と回答]」「New PCパーツ コンプリートガイド」「激安パーツ万歳!」「髙橋敏也の改造バカ一台」「PCパーツ スペック&プライス」「全国Shopガイド」「DOS/V DataFile」
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