買ってみたらこうだった!

黄色く光るゲーミングキーボード「MSI GK-601」を衝動買い

MSI GK-601

 今週より、編集者/ライターが物欲を刺激されたPC関連製品/スマートフォン関連製品を紹介するコーナー「買ってみたらこうだった!」をはじめます。

 実際に使ってみて、良かった点や気になった点をざっくり紹介する簡易レビューです。編集者/ライターが物欲を感じたポイントを勝手気ままに語るコーナーなので、場合によっては製品購入の参考にならないかもしれませんが……、そのあたりはご了承ください。

 と言うことで、今回は編集久保が衝動買いしたMSIのゲーミングキーボード「MSI GK-601」をご紹介。

珍しい黄色く光るキーボード

 個人的にキーボードを選ぶポイントは、キータッチが軽く、日本語配列であることが絶対条件。テンキーレスで、キーバックライト付いており、本体カラーがホワイトであれば直良といった感じで選択しています。

 今回購入したGK-601はキースイッチにCherry(ZF Electronics)の赤軸を採用したキータッチがソフトなモデル。日本語配列/キーバックライト付きで、ハードウェアマクロ機能なども搭載。

 赤軸/バックライト付きといったキーボードは山ほどあるわけですが、この製品ならではの特徴はイエローLEDをバックライトに採用している点。赤軸採用モデルは軸の色に合わせレッドLEDを採用するモデルが多く、レッドLED以外ではブルーLEDを搭載するモデルがほとんど。イエローLEDは唯一無二といえるほどレア。

 光り物が大好きな筆者、「黄色く光るキーボードはもう発売されないかもしれませんよ」と言われ……、買ってしまいました。

付属品
キースイッチ部分
付属工具で簡単に取り外し可能
キートップは半透明パーツに黒塗装
高耐久な点もウリ
キーは緩やかなアーチ状に配置


格好良さは正義だ!小さい不満点は無視できる!

暗い部屋でも視認性はバッチリ
筆者宅の卓上の様子

 一目惚れ状態で購入してきたGK-601ですが、実際に使用してみると思っていた以上に格好良い。めっちゃくちゃ綺麗じゃ無いですか!イエローLEDが放つ普通ではない感じは、マニアックなものが好きな人間にはたまりません。

 見た目は凄く気に入りましたが、他の部分でちょっと気になった点も。完全に個人的な意見となりますが、キースイッチは静電容量無接点方式の方が打鍵感は若干良いかなと。赤軸特有の感触なのか、打鍵時にシャリシャリとするような感じが少し気になりました。まあ、キータッチ自体は良いので、好みの差でしかない部分ですが。

 もう一点、オーディオ端子延長ケーブルが一体化されているのですが、使わない時は取り外しできたら良かったなと。

 こうした微妙な不満点はあるものの、格好良さの前では無視できる範囲のもの。薄暗い筆者宅ではバックライトの効果が絶大だったり、見ているだけで満足できたり、使うのが楽しかったり、プラス面の方が大きかったりします。

 ちなみに、バックライトの強弱はオフ、低、中、高の4段階に調整可能。緩やかに点滅させることもできるので、卓上インテリア(?)的にも良いです。

バックライト低
バックライト中
バックライト高
バックライト調整の説明
オーディオ端子延長部分
ケーブル類は一体構成で取り外し不可


実用度がありつつも珍しい物が好きな人にはお勧め

 筆者が購入した登場直後は、約1万8千円となかなか高価だったGK-601ですが、今は価格もこなれて相場は1万3千円前後。

 他の赤軸採用キーボードとも価格差はそれほどないので、打鍵感の良いキーボードを選ぶ際、選択肢の一つに入ってくるモデルではないかなと。

 特に見た目や黄色LEDにこだわりがある人にはお勧めできる一品です。