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iPhoneでPM2.5の飛散量が確認できるほこりセンサーが発売
ラトックシステムの「REX-BTPM25」、Bluetooth対応
2016年6月28日 10:45
大気中を浮遊している微小粒子や花粉などの飛散量を計測できるBluetooth対応のほこりセンサー「REX-BTPM25」が、ラトックシステムから発売された。店頭価格は税込19,800円。
販売ショップはツクモパソコン本店II。
スマートフォン上でPM2.5やPM10の濃度などを確認できるほこりセンサー、バッテリー内蔵
REX-BTPM25は、シャープ製のPM2.5センサモジュールを搭載したBluetooth 4.0 Low Energy対応のほこりセンサー。計測したい場所に置くだけで、大気中に浮遊する微小粒子「PM2.5」や、花粉やハウスダストといった粗大粒子「PM10」の飛散量を計測することができる。
iPhone/iPad/Android向けの専用アプリ「RATOC PM2.5対応 ほこりセンサー」が用意されており、スマートフォン上でPM2.5濃度、PM10濃度、空気レベル、温度、湿度、照度、気圧、不快指数が確認できるほか、PM2.5/PM10は設定値を超えた場合にスマートフォンへ通知する機能も備えている。本体とスマートフォンの通信距離は見通し30m。
計測データは本製品のメモリ内に保存されており、CSV形式で出力することも可能。また、本体には6段階LEDが用意されており、スマートフォンが無くてもPM2.5/PM10どちらか一方の飛散量が視認できる。
本体サイズは幅110×奥行き50×高さ95mmのコンパクト設計で、ACアダプタまたは内蔵バッテリー(2,600mAh)で動作可能。本体は簡易防滴構造で、室内だけではなく屋外や車内といった場所でも利用できる。内蔵バッテリー利用時は、1時間ごとの連続計測で約4日間の使用が可能。
なお、本製品で判別できるのは粒子の大きさのみで、花粉やハウスダストといった物質の判別には対応していない。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]