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定額タイプの安価なHDDデータ復旧サービスが登場、ツクモとドスパラ
1年間1回まで税抜き1,800円、容量による追加料金無し
2016年6月30日 10:45
ツクモ(Project White)が定額タイプのデータ復旧サービスを発表、「ツクモ HDD/SSD データ復旧安心サービス」が7月1日(金)にスタートする。HDD/SSDの購入時に料金を支払えば、障害発生時に復旧サービスを利用できる。
料金(税抜き)は、「1年版」(1年間に1回利用可能)が1,800円、「3年版」(3年間に3回まで)が3,600円、「5年版」(5年間に5回まで)が5,400円。
このサービスは、ツクモで購入した内蔵または外付けのHDD/SSDの使用中に、論理・物理障害が発生した場合、データを復旧してもらえるというもの。復旧サービス自体はAOSリーガルテックが提供する。
サービス期間が1年・3年・5年に限定された、言わば「掛け捨て保険」だが、低料金なのがメリット。通常、数万~数十万円はかかるデータ復旧サービスを、数千円で利用できるのは魅力的だ。
復旧時のデータ返却は、データ容量が64GB未満の場合はUSBメモリで、64GB以上の場合は外付けHDDで行われる。返却時に使用するUSBメモリや外付けHDDの料金、返却時の送料は無料だが、データ容量が2TBを超える場合は、別途媒体費用がかかるという。
なお、データを復旧できなかった場合は、サービス利用回数はカウントされないとのこと。また、障害の状況やデータ容量などによって、追加料金が発生することはないという。
料金の支払い(サービスの購入)は、ツクモ各店でHDD/SSDを購入する際に行なう。また、購入後30日以内に、AOSリーガルテックへの登録(FAXまたはメール)が必要とのこと。
ただし、予めRAID環境が構築されているHDD/SSDはサービス対象外とされているので要注意。ユーザーが複数のHDD/SSDでRAIDを構築する場合はサービス対象となるが、HDD/SSD 1台毎にサービスの購入が必要。