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コミケで大活躍! iPhoneでレジ管理ができる電子工作キット「レジプラ」が店頭販売
専用アプリと組み合わせて売り上げを管理
2016年7月5日 19:20
初出日時 7/4 0:10
iPhoneがキャッシュレジスターになる電子工作キット「レジプラ(REGIPLA-01K)」の店頭販売が、三月兎1号店で始まった。
同人サークル「TOKYO FLIP-FLOP」による作品で、店頭価格は税込5,400円。ただし、初回入荷分はすでに売り切れ。8日(金)17時頃に再入荷の予定。
同店にはデモ機が設置されている。
即売会での利用に特化したレジキット、アプリと組み合わせて売り上げを管理
レジプラは、5つのボタンを持つレジ本体とiPhoneの専用アプリを組み合わせることで、会計の管理ができるというキット。レジのボタンを押すたびにアプリ上で売り上げ点数や金額がリアルタイムに変わっていくため、コミケなどの即売会で打ち間違いのない確実な会計が実現できるという。
レジ本体は組み立て式で、ボタンなどを基板に取り付けるために半田作業が必要となるが、同店によると「半田箇所は29個と少ないため、電子工作の初心者でも簡単に作れる」とのこと。
レジ本体には商品をカウントするための3つのボタンとENTERボタン、RESETボタンが用意されており、iPhoneを立て掛けるためのスタンドもある。
アプリについては無料で提供されており、商品の名前や金額が自由に登録できるようになっている。商品は3つ以上登録することも可能で、4つ目以降を表示する場合は画面をスワイプする仕組みになっている。
アプリにはこのほかに、会計金額に応じて自動でお釣りの金額を表示する機能や、売り上げ履歴の参照機能も搭載されている。売上履歴では会計した時間や個数、金額が確認でき、履歴はCSVファイルに出力することも可能。
iPhoneとはBlueooth(4.1 LE対応)で接続する仕組みで、対応機種はiPhone 4s以降、第5世代以降のiPod touchが挙げられている。対応OSはiOS 9.0以上。
本体サイズは幅116×奥行き97×高さ58mm(スタンド含む)。
なお、同サークルのWebサイトではキットを組み込んだ完成品(REGIPLA-01)もラインナップされているが、こちらの店頭販売については「未定」(三月兎1号店)とのこと。
[撮影協力:三月兎1号店]