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“魅せるPCケース”の新モデルをThermaltakeがイベントで公開、「Core P3」が近日登場予定

未発売のソフト制御対応LEDファンやケースなど、複数製品を展示

 23日にThermaltakeの製品紹介イベント「Thermaltake 2016 Summer Event in TSUKUMO」がツクモパソコン本店で開催された。

 イベントでは、水冷PCの組み方の解説や水冷用アクリルチューブの加工実演、今後登場予定の新製品などを紹介。新製品に関しては、“魅せるPCケース”の新モデル「Core P3」のほか、今後登場予定のPCケースやソフトウェアからイルミネーション機能をコントロール可能なファン、RGB LED搭載電源など、発売前製品の展示も行われた。

Thermaltakeの“魅せるPCケース”が一回り小型に、「Core P3」が近日発売

Core P3、製品版は前面アクリルパネル付き

 今回のイベントで特に注目製品として紹介されたのが“魅せるPCケース”の新モデル「Core P3」。

 同社の「Core P5」を一回り小さくしたモデルで、本体サイズは512×333×470mm。搭載可能なラジエーターのサイズが420mmまでのものとなっているが、ATXマザーボードが搭載可能な点などに変わりは無い。

 発売は7月中の予定で、カラーは通常のブラックと、「Snow Edition」と呼ばれるホワイトモデルが用意されている。イベントでは水冷パーツなどを搭載した状態のデモ機が用意され、Core P5と並べてサイズの比較なども行えるようになっていた。

本体側面
拡張カードスロット
背面
本体上部から
水冷パーツを搭載したデモ機も
左がCore P3、右がCore P5。サイズが一回り小さくなったのがわかる。

 このほか、ソフトウェア制御対応のLEDファンや、年末にかけて登場予定のPCケースなど、展示されていた製品を紹介しよう。

Thermaltake Riing 12 LED RGB Radiator Fan TT Premium Edition
ソフトウェアで発光色などを設定できるリングLED搭載ファン。コントロールBOXがUSB接続対応になっており、PCから各種設定が可能。ファンは3個セットになっており、近日の発売が予定されている。
Core G3
水冷パーツが組み込めるスリムタイプのPCケース。拡張カードはライザーカードを介して接続する仕組みで、2枚まで搭載可能。発売は10~11月頃を予定しているとのこと。
新型のATXケース。こちらも発売は10月~11月が予定されている。
RGB LEDファン搭載電源の新モデル、容量は850Wと650W。
同社製CPUクーラー。
ゲーミングマウスも展示されていた。
冷却パーツやLEDの制御やモニタリングなどを行えるソフトウェアも紹介されていた。
イベントでは水冷PCを組む際のコツの解説や、アクリルチューブの加工実演なども行われた。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]