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新規格「ビデオスピードクラス」に対応したSDカードが登場、SanDisk製

ビデオカメラや録画機向けの新規格、32GBと64GBの2モデルが発売

 動画撮影用のカメラや録画機など向けに最低書込速度を保証する規格「ビデオスピードクラス」への対応をうたうSDカードが登場、SanDsik製のモデルが発売された。

 発売されたのは、ビデオスピードクラス「V30」に対応した32GBのSDHCカード「SDSDXXG-032G-GN4IN」と、同じくビデオスピードクラス「V30」対応で64GBのSDXCカード「SDSDXXG-064G-GN4IN」。価格は前者が税込2,980円、後者が税込み4,480円。販売店は東映ランドテクノハウス東映

映像記録向けの規格「スピードクラス」対応をうたうSDカード

 「ビデオスピードクラス」は、映像記録機器向けに新たに作成されたSDカードの新規格で、V6、V10、V30、V60、V90の5種が現在策定されている。数字部分は最低書き込み速度を表す値となっており、今回登場した「V30」対応品は、最低書き込み速度30MB/sが保証されている。

 SDカードの速度保証を示す規格は「スピードクラス」や「UHSスピードクラス」があるが、「ビデオスピードクラス」は別の規格として策定されており、規格間で互換性などは無いとされている。このため、今回発売されたモデルには、「スピードクラス」、「UHSスピードクラス」、「ビデオスピードクラス」の3種が併記されている。

 今回発売された32GB/64GBモデルともに容量以外はほぼ共通のスペックとなっており、リードは最大95MB/s・ライトは最大90MB/s、スピードクラスはC10、UHSスピードクラスはU3(UHS-I対応)、ビデオスピードクラスはV30とされている。

 なお、今回店頭での販売を確認したのは海外直輸入品。

[撮影協力:東映ランド]