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速くて安い!PlextorのNVMe SSDが遂に登場、リード最大2,500MB/s
ヒートシンク搭載のM.2タイプ、次回入荷分は値上がり?
2016年8月26日 21:05
初出日時 8/26 21:05
PlextorブランドのNVMe SSD「M8Pe」が遂に登場、M.2モデルの「M8Pe(G)」が発売された。公称の最高リード速度は2,500MB/s。
今回入荷したのはヒートシンク付きのリテールパッケージで、容量は1TB、512GB、256GB、128GBの4種類。店頭価格(以下、全て税込表記)は順に46,580~53,784円、22,280~26,978円、12,480~15,098円、7,280~8,618円。販売ショップは、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、オリオスペック、ツクモパソコン本店II、ツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク。ただし、各ショップとも27日(土)時点で、各容量ともほぼ売り切れ。
高速のNVMe SSDとしては安価だが、一部ショップによると「初回入荷分はごく少量」「代理店からは次回入荷分から値上がりすると聞いている」という。
なお、9月には、M8Pe(G)のヒートシンク無しタイプと拡張カードモデルのM8Pe(Y)が発売される予定。国内代理店はアユートとリンクスインターナショナル。
eスポーツ用途に最適化、優れた放熱性能により寿命の長期化を図る
M8PeはPlextorブランドとしては初となるNVMe接続のSSD。インターフェイスはPCIe Gen3 x4。容量はM8Pe(Y)、M8Pe(G)とも1TB、512GB、256GB、128GBの4種類が用意される。
コントローラはMarvell製88SS1093が、NANDフラッシュは東芝製15nm Toggle MLCが採用。キャッシュとして512MB(512GB/256GB/128GBモデル)または1GB(1TBモデル)のLPDDR3メモリを搭載する。
公称の最高データ転送速度は、シーケンシャルリード2,500MB/s(1TBモデル)、ライト1,400MB/s(1TBモデル)、ランダムリード280,000IOPS(1TBモデル)、ライト250,000IOPS(512GBモデル)。
Plextorによれば、M8Peのパフォーマンスやデザインは、eスポーツ用途に最適化したものという。アクセス時の負荷が高く、超低遅延のデータ転送が求められるゲームタイトルにおいても、「感動のゲーム体験を実現する」などと謳っている。
搭載されているヒートシンクも「プロフェッショナル仕様」で、優れた放熱性能により温度を安定的に保ち、寿命の長期化も図るという。
M8Pe(Y)の本体サイズは182×121.04×22.39mm。M8Pe(G)の本体サイズは80×22.85×4.79mm(Type 2280)。MTBFは240万時間。保証期間は5年間。