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Raspberry Piの温度を最高15度下げるファンレスケース「いちご缶」が発売

 温度を最高15℃下げ、長時間運用に最適というRaspberry Pi専用ケース「いちご缶(EMU-RP01)」がエム・コーポレーションから発売された。冷却はファンレス。

 店頭価格は税込6,460円前後。販売ショップはパソコンショップ アーク

ファンレスながら温度を最高で15℃下げるという冷却性能が特徴

 いちご缶は、シングルボードコンピュータのRaspberry Piシリーズを収納できる小型のアルミ製ケース。

 ファンレスながら温度を最高で15℃下げるという冷却性能が特徴。アルミ製の「ヒートプレート」が内蔵されており、CPUとLANチップの熱を効率的にケースへ伝え、発散させるという。

 同社のベンチマークテストによれば、一般的なプラスチック製ケースでは80.5℃まで上昇したのに対し、いちご缶では65℃に抑えることができたという。同社は「長時間の連続運用に最適」「ヘビーユーザー、産業用にオススメ」などとアピールしている。また、ケースにボードを固定する際にネジを使用するため、振動や衝撃に強いという。

 対応ボードはRaspberry Pi Model B+、Raspberry Pi 2 Model B、Raspberry Pi 3 Model B。

 本体サイズは高さ28×幅60×奥行き91mm(突起部を除く)。重量は53g。側面には、USB/LANポートや、LED、無線LAN/Bluetoothアンテナなどに対応した穴が装備。GPIOリボンケーブルを引き出せるスリットも用意されている。

 付属品はボード固定用ネジ、サーマルパッド(CPU用、LAN用が各1枚)。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]