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長寿命ポンプを採用したCooler Master製水冷キット「MasterLiquid Pro」

用途毎に選べる冷却ファン「MasterFan Pro」も発売

MasterLiquid Pro 240

 二層構造で熱を分離し、ポンプを長寿命化したというCooler Masterの水冷CPUクーラー「MasterLiquid Pro シリーズ」が発売された。

 ラジエーターサイズが120mmの「MasterLiquid Pro 120(MLY-D12X-A20MB-R1)」と、240mmの「MasterLiquid Pro 240(MLY-D24M-A20MB-R1)」の2モデルで、価格(税抜き)は順に15,480円(税込16,719円)、16,980円(税込18,339円)。

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二層構造の冷却ヘッド+ポンプユニット「デュアルチャンバーポンプ」を採用、長寿命を実現

デュアルチャンバーポンプを採用
MasterLiquid Pro 120
製品パッケージ

 MasterLiquid Proシリーズは、ラジエーターをPCケースに内蔵できる、簡易タイプの水冷CPUクーラー。

 特徴的なのは二層構造の冷却ヘッド+ポンプユニット「デュアルチャンバーポンプ」。二層構造によって熱された冷却液とポンプとを分離し、熱によるポンプへのダメージを防ぐという。ポンプ寿命については、MTTF 175,000時間を実現したとしている。

 冷却ヘッドには、超微細の加工を施すことで、表面積が従来比で約6.5倍に増えたという銅製の「マイクロチャンネル」も採用。これにより、更に効率的にCPUの熱を吸収できるようになったという。

 ラジエーターには独自デザインの「スクウェアフィン」が採用。冷却液との接触面積の増加と、通気性の改善が図られており、より静かなファンでも十分に冷却できるとしている。

 ラジエーターの寸法は、MasterLiquid Pro 120が145×118.5×38mm、MasterLiquid Pro 240が275×118.5×27mm。採用ファンは、同時発売された120mmファンの新製品「MasterFan Pro 120 Air Balance」で、回転数は650~2,000rpm、最小ノイズレベルは6dB。電源コネクタは4ピン。

 冷却ヘッドの寸法は奥行き94.8×幅68×高さ56.9mm。ノイズレベルは12dB以下。対応CPUソケットはLGA2011v3/2011/1366/1151/1150/1156/1155/775、Socket FM2+/FM2/FM1/AM3+/AM3/AM2+/AM2。

用途毎に選べる冷却ファン「MasterFan Pro」シリーズも発売、計5モデル

MasterFan Pro 120 Air Flow
MasterFan Pro 120 Air Pressure
MasterFan Pro 120 Air Balance
モード切替スイッチ
製品パッケージ
価格は税抜き表記

 Cooler Masterからは、このほかに冷却ファンの新モデル「MasterFan Pro」シリーズも発売されている。

 ラインナップは、風量重視の「MasterFan Pro 120/140 Air Flow(MFY-F2NN-11NMK-J1/MFY-F4NN-08NMK-J1)」、風圧重視の「MasterFan Pro 120/140 Air Pressure(MFY-P2NN-15NMK-J1/MFY-P4NN-15NMK-J1)」、バランス重視で、MasterLiquid Proシリーズでも採用されている「MasterFan Pro 120 Air Balance(MFY-B2NN-13NMK-J1)」の計5モデル。店頭価格(税抜き)は120mmモデルが2,080円(税込2,247円)、140mmモデルが2,180円(税込2,355円)。

 各モデルとも背面中央部にファン回転数などを制御する3段階の切り替えスイッチが用意されている。また、ブレード形状はモデル毎に異なるデザインを採用している。

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[撮影協力:ツクモパソコン本店パソコンショップ アークツクモeX.パソコン館]